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網走関連のラグビー情報をお届けします。
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当初の目的

2016-02-22 19:59:55 | 日記
網走ラグビーフェスティバル

網走ラグビーフェスティバルは今年から、オホーツクラグビーフェスティバルに名称が変更されます。
名称の変更に伴った、フェスの規模や内容についての詳細はまだ、はっきりしません。
当協会としては、どのようにフェスを支援できるのか検討してきたいと思っております。
名称変更については正直、様々な意見が寄せられております。
様々な意見に耳を傾けながら、10年ほど前に交わした、市内関係者の方の言葉が何度も脳裏をかすめます。

■それでいいんじゃないか
網走ラグビーフェスティバルは当初、観客は少なかった。
関係者は観客を呼び込むために必死で、ブログ管理人も微力ながら協力させていただきました。
伸び悩む観客数に、少々落ち込んでいたところ、ある男性市民(往年のラグビーファン)にこう言われました。
「少ないからと言ってゼロではない。網走ラグフェスに足を運んでくれる人は”真のラグビーファン”である。
 網走はこのスタイルをつら抜いていいのではないか。逆に言うと”このスタイルが網走”ではないのでしょうか」

この言葉にどれだけ励まされたことか。
それから、僕なりに”網走スタイル”を模索し続けております。

■メジャーにするには
日本において、ラグビーはマイナー競技です。
読売新聞は調査で、「好きなスポーツは?」と問い、その結果をポイント数値に置き換えてランク付けをしておりました。
記憶が定かではありませんが、上位は野球、サッカー、バスケットなど。予想通りの結果でした。
一方、ラグビーはかなりの下位でした。ラグビーと同ポイントはたしか、トライアスロンだったと記憶してます。

こうした現状を踏まえ、ラグビーという競技を日本で普及、浸透させるには、関係者の皆様による相当なご努力が求められます。

■W杯フィーバー
ラグビーのW杯イングランド大会で我らがジャパンは大健闘し、日本においてかなりの注目を集めました。
五郎丸選手をはじめ、ジャパンのスター選手は連日、テレビなどに出演し、ラグビーのPRにとても貢献されております。
しかし、残念ながら最近の傾向としては、テレビでラグビー選手を見かける機会は徐々に減ってきております。
想定内の現象ですが、我々のような地方の競技団体は何をすべきかが、とても求められているような気がします。

■真のファンの入り口作り
W杯フィーバーを機に、興味のなかった人が興味を持った。
次のステップは、興味を持った人の熱を一過性にせず、真のラグビーファンへと引き込むことが我々のような地方の団体の役目だと、
勝手に思っております。

今夏のオホーツクラグビーフェスティバルの趣旨、目的はまだはっきりしませんが、
真のラグビーファンの誕生につながるフェスティバルになることを願っております。