黒柴ひめちゃんの葛塚村だよりⅢ

葛塚城堀之内に住んでます。毎日歩いているひめちゃんとおかあさんの見て歩きです。時には遠くにも出かけます。

親鸞聖人の転機・佐貫庄宝福寺

2019-10-27 22:00:13 | 親鸞ゆかりの旅

 

ひめちゃんたちの晩ご飯は、秋刀魚(さんま)ご飯のトッピングがつきました

いつものように刻んだキャベツとドッグフードに、塩なしで焼いた秋刀魚をほぐしてごはんに混ぜた、秋刀魚ご飯がつきました。

1尾を6名で山分けです。

みんな大好きです

今年は、塩を振ってない生秋刀魚がなかなか手にはいりません。

きょうは、クチバシがオレンジの新鮮な秋刀魚と逢えました。

 

 

 

「親鸞聖人ゆかりの旅」のツアーのなかで、佐貫の宝福寺(群馬県板倉町)が「自力本願から他力本願へ回心の転機となった地」であると知りました

佐貫庄(さぬきのしょう)は群馬県です。

ちょっと遠いけど、行ける範囲です。

行ってみよう

国道50号線から太田市内で南下し、国道354号線でひたすら東に向かいます。

 

ナビの指示通りで、ちゃんと到着です

向こうに見えるのは、板倉高校の体育館ですね。

かつての宝福寺は、広大な境内を持っていましたけど、板倉高校に敷地を譲渡し、現在は八分の一の広さになってしまったということです。

 

山門を入って左側に駐車場と墓地があります。

石造物がいっぱいです

左の石柱には、「親鸞聖人直作阿弥陀如来像 聖徳太子尊像 玉日宮像 性信上人(しょうしんしょうにん)古蹟」とあります。

横を見ると、寄進者は江戸日本橋の人です

案内板というか、説明板というかでしょうか?

江戸時代には、親鸞聖人ゆかりの寺、また、東上州観音霊場第一番の寺として、多くの人が訪れた事でしょう

隣のお地蔵様は、穏やかなお顔なのに、ちょっとおいたわしい

 

そばにある大きなお地蔵様はご無事のようです

 

さて、堂宇の方に行ってみましょう。

 

あれ、開いてる

いつもはしっかり閉まっているという話ですけど、開いています

 

本堂で法事があるようです。

境内を散策させていただきまーす

 

門を入って左側に、性信上人坐像のあるお堂です。

たぶん耐火建造物なのでしょう。

性信上人は、親鸞二十四八からのうち第一高弟となります。浄土真宗の開祖親鸞が流罪を解かれ、新潟より関東へ入る際、性信が、道案内を務めたとされています。親鸞が四十二歳、建保二年(1214)のことです。そして親鸞は法福寺(現宝福寺)において、「浄土三部経」を千回唱えようとしますが、読み始めて数日で止め、常陸国(現茨城県)に赴いたということです。

横にも説明板があります。

 

太子堂です。

そういえば、宝福寺の開基は聖徳太子だそうです

 

隣に同じような建物があります。

「本尊佛如意輪観音像」とあります。

そういえば、ここは東上州観音霊場の一番札所でした

 

鐘楼堂です。

シンプルイズベストです

 

門の付近に石造物がいくつかあります。

その中でこの方が目立ちました

やさしそうな青面金剛です。

踏み有蹴られている邪鬼も丸顔でかわいい

見ざる、聞かざる、言わざるもはっきりわかります

 

 

法事が終わって、墓地の方に移動するようです。

和尚さんも出てきました

「あのう、御朱印はいただけますか?」

「今は用意がしてないので、向こうの寺まで 来てください。」

「はい、うかがいます。」

実は宝福寺は現在無住で、近くの実相寺で兼務しているそうです。

 

後ほど実相寺でいただいた御朱印です。

閉まっていると思っていた境内が、開いていて、散策できました

現在兼務している実相寺も、親鸞聖人ゆかりの寺になりますね

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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