黒柴ひめちゃんの葛塚村だよりⅢ

葛塚城堀之内に住んでます。毎日歩いているひめちゃんとおかあさんの見て歩きです。時には遠くにも出かけます。

榧の木の物語総集編9・青いカヤの実(木崎宿色地蔵と長命寺)

2024-02-28 19:57:43 | 榧の木の物語・総集編

昨日の激しい風も、やっとおさまった朝です

ひめちゃんは、天神田(字・天神の田んぼ)を歩いてきました。

15才と7ヶ月のタバサねーちゃんは、そこらまでのちい散歩です。

 

この元記事の頃(2020年9月)、ひめちゃんは、朝は獅子丸と、夕方は小次郎パパとお散歩していたようです。

 

 

パパは、14才と2ヶ月でした。

 

 

 

(2020年9月)先日、東国花の寺・常楽寺(太田市上田島町)を訪問しようと出掛けました。

途中、新しい例幣使街道木崎宿の道標から、少し北東にある色地蔵に寄り道です

 

久しぶりの訪問です。

茅葺きで、いい雰囲気です

 

お賽銭投入口から、カメラがちょっと失礼します。

合掌

 

脇に説明板があります。

(台座の)銘文から、風邪のはやる季節になくなった子供達の霊を慰め、子供達の成長を祈願して建立した「子育て地蔵」であったことがわかります。~中略~こうして数多くの色街の女(飯売女)が訪れたことから、何時の間にか「色地蔵様」と呼ばれるようになり、木崎音頭にも唄われるようになったのです。

そうだったのですか

 

 

さて、道の反対側にある長命寺にも寄って行きましょう

こちらは初めての訪問です。

わりとこじんまりとした感じです。

 

門前の石造物です。

 

門を入ると、左に小高い丘があります。

これは、古墳?

墳丘の一角には、水子地蔵尊です。

墳丘には、五輪塔と双体道祖神があります。

 

木崎の街が見えます

おや、緑の大きな実が落ちてます

実のなる大きな木があったのです

 

カヤの木です

まだ新田の名木にはなってないようですけど、かなり大きいです

 

北側には六地蔵です。

 

おや、後ろの方はどなたでしょう?

 

 

さて、本堂に参拝です。

 

照光山の山号です。

『ぐんまのお寺 真言宗Ⅰ』(上毛文庫)によれば、

寺伝によると延長三年(925)に小野道風の開基、右大臣大僧都延寂の開山で創建された真言宗の寺である。その後、木崎宿の大火ですべてが焼失した。そこで慶長3年(1598)に、元新田領勢多郡后之郷の地に良山法師が再興し、中興開山となった。郷内の大小の神社はすべて長命寺の支配下に置かれ、文和三年(1354)に建てられた貴先神社は別当になっていた。この神社は称徳天皇を祭主としたので、長命寺の院号を称徳院という。

 

すごい由緒です

でも、元新田領勢多郡后之郷(きさきのごう)って、どこだ?

 

御朱印をと庫裏に行こうとしましたけど、しっかりフエンスがあります

まあ、諦めましょう

 

 

この長命寺のカヤの木は、何の指定もなく物語もなさそうですけど、カヤの木の物語で、ふと思い出しました

先日、また逢いに行ってきました。

誰にも利用されていない感じの、大きなカヤの実がたくさん落ちていました

今まで見たカヤの実で、一番大きいような気がします

木崎宿・色地蔵と長命寺のカヤ

今回は、カヤの木メインで行ってきました

 

 

初出 2020.09.27  カテゴリー 群馬県・東毛  木崎宿色地蔵と貴先神社別当・長命寺

改稿 2024.02.28

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