アジア夢紀行

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チューレンチューSamクラップ(あだ名はSamと申します。)

2017-10-14 20:16:38 | タイ語

無料の授業2回目です。ほとんどなにも勉強しないで受けました。テキストは『ニューエクスプレス タイ語』です。

この学校はチェンマイの先生が多いのですが、今回僕が選んだのはバンコクの男性の先生です。タイの名門のチュラロンコン大学日本語学科出身の先生です。

挨拶の後、お決まりの質問です。英語以外の先生はみんな聞きます。

『どうしてタイ語を勉強したいのですか?』 

『2年後にタイを旅行するので前もって勉強しておきたいんです。』

『どうしてタイなんですか?』

『アジア各国を旅行したいんです。今までに韓国、中国、台湾、フィリピンへ行きました。』

『ーーーーーー』

『2年後にはベトナム、タイ、マレーシアを旅行するつもりです。』

『わかりました。それでは読み書きはやらないで、簡単な会話ができるように練習しましょう。』

『はい、そうしましょう。』

僕はどちらかといえば、基礎から全部やりたい派なんですが。

こうして始まったタイ語の授業、30pの第1課『こんにちは』から始まりました。最初に先生は言いました。『タイ語が日本語と違う二つの点について説明しておきます。第1にタイ語には声調があるということです。第2にstartを発音した時に最後のtの発音が日本語ならば『ト』になりますが、タイ語のそれは英語の『t』とも違います。それはほとんど聞こえないけれど、-----』 (韓国語のパッチムみたいな音になるんですよね。)

先生、いきなり僕にカタカナのルビを読んでくれということです。タイ語の音になってないと思うのですが、どうなんでしょう。声調が分からないまま第1課の本文をたどたどしく読みました。いくらなんでもこれはマズイと思ったので、『先生の後について読みたいのですが。』と伝えると、リピート・アフターミーを始めてくれました。

無料授業はあと1回受けることができるのですが、ある程度のレベルまで上げておかないと授業が骨折り損のくたびれ儲けになりそうです。もし毎日25分の授業を受けるつもりなら、『ニューエクスプレス タイ語』『ゼロから始めるタイ語』『挫折しないタイ文字レッスン』の3冊は一通り目を通してからにした方がよさそうです。

挨拶と文字の読みぐらいはできるようにしておかないと先生も教えにくいと思う。ネットレッスンはそれからですね。やるのかやらないのか分からない、腰の引けた状態が続いています。

韓国語で言えば『シジャキバニダ』(始めれば半分は終わっている)なんだと思います。韓国語・中国語の場合、勉強を始めるきっかけや動機などについて書かれている読物が豊富です。タイ語にもあるのかな。韓国語で言えば『私の朝鮮語小辞典』とか『ハングルへの旅』とか『由煕』とかがあります。その言語を習いだした動機や勉強する楽しさが書かれている本です。実際に本の中に出てくる単語も同時に、何十個も覚えることができます。初学者がその言語とのかかわりを通して自然に興味を持ち始める仕掛けがありとあらゆるところにあります。それらの本は入門書よりも僕にとっては重要な本でした。僕をタイ語に誘ってくれるそんな本に出会いたい。その点、韓国語・中国語の場合は良質のものが容易に手に入る。それもこれもみんな日本と文化的、歴史的関係が深いからなんでしょうね。すそ野の広さも比べ物になりません。タイ語専門の先生には長璋吉先生の『私の朝鮮語小辞典』のような本を書いてほしい。それはタイ語の入門書より多くの人をタイ語に惹きつけると思う。僕が長先生の本で韓国語に惹きつけられたように。その本に書かれていたのは朝鮮語の単語の意味ではなく、朝鮮と朝鮮語に対する著者の熱い思いだったのです。『情熱は伝染する』のです。

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