これってどうなの?
入門編なのに訳文が載っていない。まるで雲をつかむような講座だ。たくさん聞いてドイツ語になれるという考え方かもしれないが、僕のように文法、単語の意味、修飾の仕方と語尾変化を一点の曇りなきように勉強したい初心者にとってはストレスのたまる教材だ。僕は『感じをつかむ』ということより論理と文法で文章を『正確』にとらえたい。
ネイティブのようなナチュラルな語感を養成するのではなく、2年間勉強すれば独検2級程度の文章を正確に読み下せるようになりたい。非常に硬い、外国人っぽさが残ろうと論理を読み取り、論理を伝えることが出来れば満足だ。
これでは初心者が溺れてしまう。
誰も今年度の『まいにちドイツ語』を批判していないが、僕はあえて批判したい。この回りくどいやり方は時間を浪費するわりには力がつかない。6月になれば受講者が10分の1になっているだろう。
これは『3カ月聞けば英語がペラペラになる』系のインチキ教材の教え方に近いのではないか。失礼な言い方をすれば放送を中止して去年の再放送を流した方がいいのではないか。
足が地に着いた勉強がしたい初心者は『ドイツ語のスタートライン』などのオーソドックスな教材を選んだ方が近道だと思う。僕はたまたま『ドイツ語のスタートライン』で1週間ぐらい勉強したからある程度意味を捉えることができるが、『まいにちドイツ語』一本でドイツ語を勉強している人は道に迷う。もう勉強するのを止めてるかもしれない。
とりあえず4月号だけはやってみる。効率が悪いと判断すれば僕も止める。ドイツ語は続けるけれど。
ドイツ語を始めてまだ2週間の初心者が上から目線でスマソ。
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