4万人超の町の4年に一度の町議会議員選挙です。
定員20人。
私たちの町でも、負債を多く抱えた自治体に多く見られる、「箱物」の扱いが問題になっています。
施設(「箱物」)建設の賛成・反対を問う町長選挙が5年前に行われ、建設推進派の町長が当選し、反対派のメッセージは300票差で届きませんでした。
よって、建設実行され、約32億円の資金が投入されました(土地代含まず)。
建物は建っただけでは終わりません。維持管理費として、毎年1億7千万円超の費用がかかる代物とのことです。
業者に約1億5千万円を支払って、管理委託しているとの報告もあります。
半身浴室やおもちゃルームがあるそうですが、それだけの費用を投資し、これからも投入し続ける意義があるか疑問です。
そこで、去年、その「箱物」の扱いを抜本的に見直す、借金財政の建直しを訴えた町長が立候補し、当選しました。
当選はしたものの、議会はオール野党の状態(マニュフェスト履行に賛成してくれる人は1人だったとのこと)で、助役、収入役は新町長就任前に、なんの引継ぎもなく辞任したという状況。マニュフェストの一つである「町長の報酬30パーセントカット」の申出も通らず、立ち行かなくて苦労の連続という状況の町行政だったのです。
そして、今回の選挙。-前置きが長くてすみませんー
定員20名に対して、立候補者23人。
そのうち現職が11人(内、公明1人、共産2人)。
現職9人が立候補しなかったことになります。
連日候補者や支持グループからの、チラシが新聞に折り込まれてきます。
どちらかと言うと、赤字財政に前向きに取り組もうという姿勢派が多い気がします。
・・・とすると、おおざっぱではありますが、前町長支持派(現町長反対派)が7名(11-1-3)で、財政再建派が13名になることもあり?
ウーン、様変わり、するかもしれない!
「天下分け目の選挙」と言うことでしょうか。
旧来の土木、建設業界との繋がりが強い行政から、明快に財政の説明のなされる町への変革の時!
そんな風に、今回の選挙を捕らえてみたりしています。
毎年1億数千万円~2億円の返済義務を平成30年度まで返済しなくてはならないと言う。
借財から逃げることはできません。
日本全体から見ると、新しく小学校が創設されたりして(若い人口の増加)元気な町の部類に思います。賢い運営がなされていると、住民としても誇れる町、そんな方向に向かっていって欲しいものです。
定員20人。
私たちの町でも、負債を多く抱えた自治体に多く見られる、「箱物」の扱いが問題になっています。
施設(「箱物」)建設の賛成・反対を問う町長選挙が5年前に行われ、建設推進派の町長が当選し、反対派のメッセージは300票差で届きませんでした。
よって、建設実行され、約32億円の資金が投入されました(土地代含まず)。
建物は建っただけでは終わりません。維持管理費として、毎年1億7千万円超の費用がかかる代物とのことです。
業者に約1億5千万円を支払って、管理委託しているとの報告もあります。
半身浴室やおもちゃルームがあるそうですが、それだけの費用を投資し、これからも投入し続ける意義があるか疑問です。
そこで、去年、その「箱物」の扱いを抜本的に見直す、借金財政の建直しを訴えた町長が立候補し、当選しました。
当選はしたものの、議会はオール野党の状態(マニュフェスト履行に賛成してくれる人は1人だったとのこと)で、助役、収入役は新町長就任前に、なんの引継ぎもなく辞任したという状況。マニュフェストの一つである「町長の報酬30パーセントカット」の申出も通らず、立ち行かなくて苦労の連続という状況の町行政だったのです。
そして、今回の選挙。-前置きが長くてすみませんー
定員20名に対して、立候補者23人。
そのうち現職が11人(内、公明1人、共産2人)。
現職9人が立候補しなかったことになります。
連日候補者や支持グループからの、チラシが新聞に折り込まれてきます。
どちらかと言うと、赤字財政に前向きに取り組もうという姿勢派が多い気がします。
・・・とすると、おおざっぱではありますが、前町長支持派(現町長反対派)が7名(11-1-3)で、財政再建派が13名になることもあり?
ウーン、様変わり、するかもしれない!
「天下分け目の選挙」と言うことでしょうか。
旧来の土木、建設業界との繋がりが強い行政から、明快に財政の説明のなされる町への変革の時!
そんな風に、今回の選挙を捕らえてみたりしています。
毎年1億数千万円~2億円の返済義務を平成30年度まで返済しなくてはならないと言う。
借財から逃げることはできません。
日本全体から見ると、新しく小学校が創設されたりして(若い人口の増加)元気な町の部類に思います。賢い運営がなされていると、住民としても誇れる町、そんな方向に向かっていって欲しいものです。
景気が悪いと言いながら議員たちは将来を見込んだ政策を立てようとしません。いつも成り行き任せにしか見えません。
いつか息子とオランダのゴーダに行ったときのことです。市役所は町の中心にあるのです。400年ほど前、安い湿地帯を買い、少しづつ土を盛り、100年以上かけて市役所を建設したと言っていました。
石の文化と木の文化の違いがあるとしても、せめて100年以上の展望を持って運営して欲しいですね。
私のところは終わりましたが、立候補者の顔も変わらず、論点も展望もなく、雨に濡れた桜のような選挙でした。
最近、「貧困の風景」「日本人の知らない世界の歩き方」(曽野綾子著)、その他を続けて読んでいるものですから、ヨーロッパ人の植民地にしてきたことが、頭に浮かんで・・・。酷いものです。
レンブラントの時代は植民地に支えられて豊かになった市民が、チューリップの投機に明け暮れ、富を謳歌していたとも、聞いたことがあります。
何時の時代でも、なんとも、人がすることは、良いことと反省すべきことがセットになってあるようです。
わが町の選挙結果については、また書きますね。
町の合理的な「良心の芽生え」を期待しているのです。