日々の暮らしから

「街中の案山子」「庭にいます。」から更にタイトル変更します。

晴耕雨読? 乃南アサ著『チーム オベリベリ』を読了

2022-09-23 07:28:00 | 
先月ぐらいに購読紙の夕刊の紙面で紹介されていた本です。
『チーム オベリベリ』
紙面を読んで興味を持った夫がkindle版で購入したから、と言っていたので、自分のタブレットで読みだしていた。
初めはチョボチョボとしたスピードで。初めて読む作家さんで、例え名前を目にしていても素通りしていたのかもしれません。
次第に惹きこまれて、スピードアップ。
上下2巻なのですが、下巻になるとササっと読了してしまいました。

以前新聞小説で「静かな大地」という北海道開拓の顛末を書いた小説を読んだこともあります。
淡路島を治めていた藩だったかが幕命で蝦夷(確か日高地方)の開拓を目指すという物語でした。
『チーム オベリベリ』は明治維新後に素封家の企画に没落士族が生きる活路を求めて農民たちを募り、今の帯広地方の開拓をスタートさせる話です。原野を人力で開拓しようというのは並大抵ではない、と先人たちの労苦をついつい偲びます。今の北海道のイメージは広々とした耕作地(パッチワークの丘などとこじゃれたネーミングがついたり)となっています。先駆者たちが日々の記録を残していたからこそ、その実態を基にした物語に私たちは接することができる、よい作品だったと思います。

今日も雨降り。
種を蒔きたいのに。
友人がコーヒーの種をくれたのを蒔いたのだけれど、なかなか発芽しなかった。彼女宅の発芽初期の芽をもらって、「ここまで育ったよ」とメールしたら、もう一度種まきやってみたら、とまたコーヒー(種)をもらった。

「5年ほどで花が咲くから」と耳にして、「ああ、5年か~。それまで現状維持は無理でも健康ではでいたいものだ」と思ってしまいます。ついついそんな思考が湧いてきます。1年1年が大事です。
ジムの更衣室での雑談で「暑いわね~、早く涼しくなってほしい」とか「寒いわ!暖かくなってほしい」という言葉が飛び交います。私は、相槌はうつものの、自分からはそれが言えません。だって、季節が進むと、それだけ歳を重ねることになるから。暑くても、寒くても、今が一番若いのだから。
今日のジムはスタジオで、ピラティスとエアロビクスです。

今週末が誕生日。
久し振りに割烹料理屋さんに『季節料理』コースの予約を入れました。
いつも同じ季節(誕生月だから当たり前  苦笑)なので、松茸の土瓶蒸しが出てきます。







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