日々の暮らしから

「街中の案山子」「庭にいます。」から更にタイトル変更します。

わたしの気分は「イヤな感じ」と「いい感じ」

2024-07-14 07:20:40 | 私の雑感あれこれ
昨日のジムの女性更衣室でのエピソード。
彼女は一緒にアクアビクスをしている某男性のことを語っていた。
「あの人、なんとか障害なんだって。一生懸命なのに、やっている動作がズレていて、、、、」と。
「先生もわかっているから、時々の注意にとどめていて、、、、。でも真面目に来てるから偉いね~。いい子だね~」とも。
こんな話題を周りの人に延々としている。
みんななんとなく察しているし、話題を変えればいいのに。
「一生懸命なのがかわいいわ~」とか、周りにも自分の感想に同意を求めてくる。

当人にすればいわれたくないことだろうに。彼のことを本当に気遣っているなら、話題にしなければいいのに、話題を早く切り上げればいいのに。私はそう思う。
そして、その指摘ができない自分が情けなくもある。

実は少し前、彼女と二人でサウナにいるときに、世間話モードで「あの人、知恵遅れなんだって~、、、」と語りだしたので、その時は、あまりにもそれは酷いと思い、「知恵遅れではなくて、一種の発達障害の類じゃないの?」と訂正はした。

それで昨日は「最近はそのなんとか障害が増えてるのだってね~~」と。
「今が増えているのじゃなくて、以前はそこまでイチイチ詳しく診断しなかったから、最近多いように思えるのじゃないかしら」と、彼女のまくしたてるような勢いがおさまるようなコメントをしてみた。素人判断で世間を語るのがいやだったから。私の口出しはそこまで。

誰かが彼女のことを「放送局」と言っていたそうな。
うーーん、怖いものです。
その場にいる人に都合の悪いことは口にしないけれど、こういう風に放送されていくのだな、という典型のように思いました。

してもしなくてもいい話題であれば、ひとのマイナスになるようなことはしないほうが品位があると思うのですが、、、。

口直しのエピソード
アクアビクスをやっている同じ歳の女性の話。
2年ほど前にひざが悪くなって、自転車でのジム通いができなくなった。片道で歩くと20分から30分かかるらしい。
ご夫婦でジム通いしている夫氏は自転車通い。自転車に乗れなくなった彼女は車で来ている仲間が送迎を引き受けていた。
彼女宅に迎えに回らなくてはならないわけで、協力者メンバーからも負担の声が耳に入るようになっていた。彼女、送迎メンバーが都合が悪いときは歩いてきた。そんな時は「立派だね~、ウォーキングになるからね」という会話をなんどもしていた。
で、昨日。「歩いてきた」と。荷物は夫氏の自転車に積むから手ぶらです。「杖をついている?」と聞き返すと、一人で歩くときは杖を突くけれど、「今日は夫の自転車の荷台につかまって歩いてきたから、杖は使っていない」と。
すごい!
夫氏も、奥様の歩行速度に合わせて自転車を引っ張って歩いているのです。
私とは挨拶を交わす程度の夫氏ですが、優しさがひしひしと伝わってきます。
のろのろスピードで多分30分ほどかかる行程。
夫婦ですね~。
先日、お互い水中ウォーキングしていて、プールサイドから上がろうとしたとき、彼女は手すりにつかまりながらモゾモゾ。夫氏が「あなたが『上がる』といったのが聞こえなかったのね」と言ったら、「違うのよ、『いつも頼るのじゃなくて自分で上がれるように頑張れ、で無視していったの~』」だって。これも微笑ましい。彼女なかなかお尻が持ち上がらず、「ゴメンね」と言って、押し上げてあげました。ほんと同じ歳なのだから、頑張ってほしいものです。












コメント
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