息子が二代目に就任したものの厚い壁が！

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「行動」が変われば「結果」が変わります。

これがコンピテンシーの威力です。


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【教訓】

紙業の中小企業の二代目から相談を受けて会社を訪問した。社長は会長となり、息子を社長にしたのだが、社長の弟が専務の要職にあって若い社長の言うことを聞かないから改革の足かせになっている。専務を交えて話し合いの場を持つことを提案したが断られた。

　　　　　　　　　～後継者の育成＜その８＞～

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【本文】

■息子が二代目に就任したものの厚い壁が！■

同族経営の会社では、よく同族間の確執で経営がうまくいかないことが多い。

兄が創業者で社長、よその会社で働いていた弟を呼び寄せ、専務と言う形態が多い。

兄弟仲よく協力し合って会社を発展させていく姿は、うらやましくもあり、ほほえましい感じがする。

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ある紙業の中小企業で、兄の社長が会長になり、息子を二代目社長にした。

会長は自分の弟の専務とよく相談して決めたと言うが、はたしてどうだろうか。

若い社長はいろいろ経営革新に取り組もうと計画を練り、実行に移そうとするのだが、専務が言うことを聞いてくれず、社員も専務の側についてしまうため暗礁に乗り上げる。

父である会長も専務を説得できず困っていると言うので、専務を交えて話し合いを持つことを提案したのだが、断られた。

会長も社長も今よりもっと険悪になることを心配している様子で、問題の先送りとなった。

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地方の特産品で品揃えし、顧客を惹きつける！

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【はじめに】

繁盛している店舗ではお客様にいかにして「お得感」を与えるかを真剣に考えている。例えば、赤字覚悟の目玉商品を用意し、他の商品も買ってもらう昔ながら戦略を採っている店舗もある。一方、地方の特産品を中心に品揃えをして繁盛している店舗もある。

　　　　　　　　　～顧客対応＜その８＞～

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【本文】

■地方の特産品で品揃えし、顧客を惹きつける！■

年に一個か二個しか売れないような商品まで取り揃えている店舗がある。

探し当てたお客様はきっと嬉しいに違いない。

だが、経営的に見ればなんのメリットもない。

だが、ものは考えようだ。

希少価値の商品を一個買ってそのまま帰るお客様はめったにいないと読んでいる。

他の商品もきっと買ってくれるからトータルの購入金額から判断すればペイする。

一方、地方の珍しい特産品を探してきて、品揃えしている店舗がある。

もちろん都市部では売られていない。

値段は高めだが、希少価値の地方の特産品は結構売れるから差別化対策になる。

都市部には地方出身者も多く、地方の特産品を見つけると郷愁に駆られてフアンになってくれるからありがたい。

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