研究開発力を充実させて成長を止めない会社！

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【贈る言葉】

成長が止まって、毎日同じことを繰り返すようになると、官僚化が進む怖さがありますね。常に新しいものに挑戦しているときは、あんまりそうならない。

　　　　　　　　　～御手洗冨士夫～

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【本文】

■研究開発力を充実させて成長を止めない会社！■

基礎や基本を毎日繰り返すことは大いに意味がある。

たとえば、社是や社訓をみんなで唱和して心を一つにすることは大切だ。

だが、十年一日のごとく仕事のやり方を変えない会社は廃れていく。

商品も陳腐化して業績は先細りしていく。

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寒天で有名な伊那食品工業では利益の半分近くを研究開発費に投入している。

一年間で新商品をたくさん世に送ることが可能だ。

だが、世に出す商品を数点に絞り、残りは翌年以降にプールするという考えだ。

伊那食品という会社は急成長することを望んでいない稀有な会社だ。

成長を止めない会社だから官僚化することは決してない。


　　　　　　　　　　＝　コンピテンシー宣教師　＝


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「勘」を磨く経営者は強い！

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【贈る言葉】

経営者にとって一番大切なのは勘ですよ、勘。どうすれば勘が冴えるかを考えること、それが経営者にとって重要じゃないですかね。

　　　　　　　～佐治信忠～

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【本文】

■「勘」を磨く経営者は強い！■

「ＫＫＤ」というキーワードがある。

「勘」と「経験」と「度胸」だ。

あまりいい意味には使われない。

データに裏打ちされた経営やマネジメントのほうがなんとなく進んでいるような錯覚にとらわれるからだろう。

佐治信忠氏はサントリーの社長だ。

この会社は創業以来同族経営が続いているが、びくともしない。

不祥事が起こるたびに同族経営であることが諸悪の根源のように報道されるがサントリーの場合は無縁だ。

もちろん過去の実績データは参考にしなければならない。

しかし、将来は必ず過去の延長線上にあるわけではないので「勘」を働かして将来を洞察する力が求められるのだ。

　　　　　　　　　　＝　コンピテンシー宣教師　＝


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