『国分一太郎童謡集』(北の風出版)より
昔、村の子は、乳をのませるために、よしやらをくぐり田んぼへ走った。
11 乳のませ ←ちちのみに
おっ母のところさ
ちちのませ
よしやら くぐるぞ
おととよ よいか。
ほったぶ せなかに
くっつけろ。
よしめが おれの
ふたぶ(ほつたぶ)を きった。
おまえばきらねで
しあわせだ。
ほおら たんぼだ
おっ母が見える
おっつきい声で
おっ母を呼ばれ。
『国分一太郎文集(10)』
「綴方読本尋四」昭8・1
昔、村の子は、乳をのませるために、よしやらをくぐり田んぼへ走った。
11 乳のませ ←ちちのみに
おっ母のところさ
ちちのませ
よしやら くぐるぞ
おととよ よいか。
ほったぶ せなかに
くっつけろ。
よしめが おれの
ふたぶ(ほつたぶ)を きった。
おまえばきらねで
しあわせだ。
ほおら たんぼだ
おっ母が見える
おっつきい声で
おっ母を呼ばれ。
『国分一太郎文集(10)』
「綴方読本尋四」昭8・1