申込先 〒332―0023 埼玉県川口市飯塚1-12-53
国分一太郎「教育」と「文学」研究会(事務局) 榎本 豊(宛)
電話 FAX 048-256-1559
*宿泊・交流会に参加を希望される方は、7月15日(金)までに、葉書・FAXで申し込んでください。
*7月23(土)さくらんぼ東根12:07着(つばさ131号)の方は、青松館のバスで会場までご案内いたします。
心のケアと自立のための日記指導-26
(七)表記のきまりにしたがって書いていることをほめる
□しっかりとした文字で書いている
□ならった文字をつかって書いている
□くっつきの「は」や「を」がきちんとかけている。
□「つまるおと」の「っ」や「ょ」が正しくつかわれている。
□話したことばを「 。」を使って書いている
□行をかえて、会話をかいている
□「、」の打ち方
□短い文で書いている
□段落に分けて書いている
表記の仕方をしっかりと身につけていればより行動や心の動きなどが、明確に表現されます。これこそ、表記の決まりにしたがって書くことの良さと言えます。
また、「段落」に分けて書くことができるということは、「時間の経過」、「場面の転換」「ことがらもまとまり」「状況の変化」等がが、意識できていることで、これまた、物事の理解や認識にはたいせつなことといえます。
形式からではなく、内容とむすびつけて、段落の意味を理解させ、段落を意識して表現できる力をつけていく必要を感じています。
こうした対象の理解、確認のためにも、「段落」の指導もぜひしっかりと位置づけていきたいと思っています。
どの子にも、表記のきまりに従って書けるようにするには、具体的な作品を使って、「「原稿用紙の使い方」についても、一斉にしどうすることも必要です。学級で生まれた作品を、原稿用紙に、表記のしかたにそって書いたものを、「視写」あるいは「聴写」させます。そうして、表記のしかた、書き方の基本を理解させたあとで、その定着をはかるためにほめていくとより効果もあがります。
参考までに、「原稿用紙の使い方」の例をあげておきます。