ツルピカ田中定幸先生

教育・作文教育・綴り方教育について。
神奈川県作文の会
綴方理論研究会
国分一太郎「教育」と「文学」研究会

「豊田正子没後10年記念フォーラム」のお知らせ

2020-11-29 19:18:40 | Weblog
        「豊田正子没後10年記念フォーラム」のご案内

 友人より「豊田正子没後10年記念フォーラム」のお知らせが届きました。コロナ感染が拡大しており、開催されるかどうか分かりませんが、ご案内をします。前日、あるいは当日、開催されているかどうかご確認されるとよいかと思います。
 豊田正子の綴方作品は、『新編 綴方教室』(豊田正子著 山住正己編・岩波文庫)で読むことが出来ます。






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『国分一太郎童謡集』―逗子・椿書房で絶賛⁈販売中

2020-11-27 06:47:20 | Weblog
   手にとってご覧ください
           ー『国分一太郎童謡集』―


 本を編むのに力を注ぐのはあたりまえだが、販売にもより以上の力を入れなければ、発行した意味がないよと先輩にいわれました。
 国分先生の、ふるさとでは「あすなろ書房」の村田さんが、がんばって販売してくれています。
 そこで、私も、地元逗子で、知り合いの方やいっしょに勉強した子どもたちに読んでいただきたく、椿書房さんにお願いして『国分一太郎童謡集』を平積みにして陳列していただこことにしました。あわせて、椿書房専用のチラシも作成しました。
 手に取って、ご覧ください。❣


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「式場隆三郎展」のご案内

2020-11-24 11:18:34 | Weblog
     国分一太郎提供の作品も展示されています

 『国分一太郎童謡集』で大変お世話になった山形の村田民雄さんから、「式場隆三郎」展のご案内をいただきました。

  練馬区立美術館で「式場隆三郎展」が開かれています。その中に国分一太郎提供の児童画があると紹介されています。新潟市立美術館から問い合わせがあり、画文集を送っていたので気になっていました。どのように紹介されているのか気になって、近くに住む友人に観に行くようにお願いしてあります。
 近日中にレポートがあるかと思いますが、近くにおられる会員がおりましたらお誘いのご案内です。                                  村田

 国分一太郎「教育」と「文学」研究会の会員も、何名か見学に行っています。『画文集 昭和の記憶』に掲載されていない作品もたくさんあると聞いて、私も行ってみたいと思っています。ホームページ「練馬図書館」を閲覧してから参加されるとよいかと思います。

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『国分一太郎童謡集』 -夕ー

2020-11-23 16:26:28 | Weblog
国分一太郎童謡集』より  ー村のゆうぐれー

 21日の学習会を延期して、ちょっと気落ちして3連休を過ごしました。最終日の今日、逗子の海岸で、ゆうぐれの一時を過ごそうかと思いました。国分先生のように童謡が書けたら、海の向こうの伊豆の山に沈む情景を、どんなふうに書くかなと考えました。
 曇り空だったので海には行かず、童謡集のなかからゆうぐれを題材にした童謡をさがして、声を出して読んでみました。

「童謡習作ノート」には「夕」という題がつけられていましたが、『塩ざけのうた』(小峰書店)に収められたときには、「村のゆうぐれ」となっていました。本書(国分一太郎童謡集)では、最終的に国分先生が書かれたものを「定稿」として掲載していますので、題は「村のゆうぐれ」となっています。

84 村のゆうぐれ ←夕

 しょうじに うつる つるしがき
 くっきり くろい かげ見せて
 村にゆうべが まいります。

 どこかで くむのか 車井戸
 からころ からころ いそがしく
 村にゆうべが きています。

 野ぶろは さむい 北の風
 肩まで すっぽ しずんでて
 村にゆうべが きています。
           国分一太郎児童文学集6『塩ざけのうた』


 どなたか、「(逗子の)海のゆうぐれ」といった、子ども向けの童謡を投稿してくれませんか。



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本日の「学習会」 延期のお知らせ

2020-11-19 22:49:29 | Weblog
      学習会延期のお知らせ


 参加される方々や、開催するスタッフの健康を考えて、11月21日(土)の第14回国分一太郎
「教育」と「文学」研究会・学習会を延期することとしました。
 今後とも変わらぬ、ご支援、ご協力をお願いいたします。
 また、みなさんと笑顔で研究し交流を深めたいと思っています。

 19日(木)「苦渋の決断」だったかどうかわかりませんが、豊島作文の会、綴方理論研究会、国分一太郎「教育」と「文学」研究会の方々と話し合いを持ち、延期というお知らせをしています。 
その連絡が、参加予定の方にきちんと伝わったかどうか、心配しております。
私の所には、フェイスブックなどでいくつかコメントをいただきました。

・時間をかけてあれこれ準備をしてきたものを中止にするのはとても残念だと思うけれど、それを上回るみなさんへ、お互いへの配慮ですね。中止ではなくて延期ということで。

・「泣く子とコロナには勝てない」、こういうときには、家で童謡を歌おう。

・参加を予定していましたが、残念です。感染拡大で仕方ありませんね。

 延期をまだご存じない方もいらっしゃると思い、再度掲載しました。お友達にもご連絡ください。(田中 定幸)

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『国分一太郎童謡集―子どもたちへ』の編集に関わって

2020-11-18 12:12:05 | Weblog
  『国分一太郎童謡集』刊行  ―「自画自賛」の巻—

 いっしょに『国分一太郎童謡集』の編集にかかわってくれた方から、私宛ですがお手紙をいただきました。「お疲れ様」と声をかけてくださり、本にまとめたことをほめてくれました。

 本を上梓したあと、じゅうぶんに国分一太郎の思いや考えを伝えることが出来たかと煩悶しているときでもあったので、ちょっとうれしくなって、ブログに載せさせてもらいました。

「国分一太郎童謡集」出版
        おめでとうございます


 「国分一太郎童謡集」が届いた昨日は、少々興奮をして、先生にファックスし、失礼しました。
 今日は朝から雨で、じっくり読ませて頂きました。

 読み通して「国分一太郎」がなぜ童謡を書いたかがよく分かりました。お書きになった「童謡創作に力を注いだ、その背景と影響」で改めて筋が通りました。
・村山俊太郎とのかかわり、兄ともしたった関係にありながらも「一線を画していた」ということ。
・それほど、童謡には関心がなかったということ。
・「国分一太郎」流の童謡がつくり出されていったこと。
がよく分かりました。

「童謡でも作ろう、現実からの逃避が書くきっかけになったことはまちがいなかった」が自尊心を強く持っておられた「国分一太郎」。子どもの現実を共にする中でじっとしておられず、童謡を新しい方向へ向けて行くことを考えられたということが、作品を一作、一作読む中で感じられます。
「国分一太郎」の童謡は児童詩であり、綴り方であり、山形(長瀞)の物語だと感じます。

 童謡を国分先生が書かれたと言われても、これまで明らかでなかった童謡づくりが、ここまで、田中先生のお力で記されたことは、国分先生の数々の業績の中にもう一つ、「国分一太郎の童謡」が位置づけられました。
 国分先生は、教労事件、検挙、その苦しみ、作り出された多数の童謡等が、このような形で本にまとめられるとは、驚いておられることでしょう。どんなに喜んでおられるかと思います。

 田中先生が国分一太郎研究会で様々な担当をやってこられたと思いますが、この本を作られたことは格別のことに思えます。その一端にかかわらせてい頂けたこと、本の中に思いを書かせて頂きましたこと、改めて、その重みを感じています。
ありがとうございました。

 榎本さんが「十一月二十一日、盛大に出版を祝う会をやろうね」と言われました。そうであったらいいです。
 改めて、お祝いとお礼を申し上げます。
(ファックスの走り書きの代わりとして、切り絵のいたずらを入れて)
                                   片桐 弘子
 十月八日

 田中 定幸先生
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「想画と綴り方」―君ひとの子の師であれば―

2020-11-11 23:14:15 | Weblog
『国分一太郎童謡集―子どもたちへ』より ー君ひとの子の師であれば―


 NHK BSで今日放送された「想画と綴り方」を御覧になった感想はいかがでしたか。
 ドキュメンタリー作品の最後では、主人公ともいえる国分一太郎の詩「君ひとの子の師であれば」でむすんでいました。
 童謡としてかかれたものではありませんが、『国分一太郎童謡集』でも取り上げさせていただきました。若い先生方への応援もふくめて、「君ひとの子の師であれば」の直筆をご紹介します。
 この詩は書名『君ひとの子の師であれば』の扉の詩として書かれたものです。今も復刻版として新評論から販売されています。是非読んでもらいたい「国分一太郎の本」の一つです。


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明日放送❣「想画と綴り方」と『国分一太郎童謡集』

2020-11-11 17:01:50 | Weblog
     テレビとあわせて『国分一太郎童謡集』をお読みください


 友人からメールが来ました。―と友人のせいにしているのですが。

 田中先生。この放送の宣伝とセットで『国分一太郎童謡集―子どもたちへ』発刊のお知らせをしなければ

 ということで、再度、「想画と綴り方」と童謡集発刊のお知らせを掲載させていただきます。





 どちらも同じ時代の子どもたちの姿を語ってくれています。あまり歴史の中では語られない、本の少し前の時代、こんな生活があったのだ。
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再々放送「想画と綴り方」

2020-11-10 23:01:06 | Weblog
  11月12日(木) 16:40~17:43 NHKBSプレミアム


長崎の友人から、次のようなメールをいただきました。

「ベストテレビ2020」 
 きょうからBs2時40分 見始めました。
 ベストテレビ2020[ポルトとダシャ」、大変感動的でした。
 モンゴルの地下道・マンホールに住む、学校にも行けなかったチュルドレンの20年でした。
 二人の友情、挫折と立ち上がり、失くした故に家族を求めつづける愛。

また、明日も観賞しようかと わくわくしてきました。

 このシリーズは、今日から始まっていたのですね。「想画と綴り方」は、木曜日です。是非、ご覧になってください。「ツルピカ田中定幸」も、一瞬ですが登場いたします。




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『国分一太郎童謡集』より —「童謡・習作」ノート

2020-11-07 19:01:38 | Weblog
    『国分一太郎童謡集』(北の風出版)より

「童謡・習作」ノート

「思いひついた 時々 子供の真似をして みよう。童話・習作」と、当時、市販されていた「令女日記」の扉の部分に、国分一太郎は「童謡」を書き綴った。ここでは「童話」と書いていたが、童話ははじめに数点書いただけで、とちゅうからだ「童謡」がほとんどだった。そこで、このノートの「童謡」を書き写すことをお願いした会員の片桐弘子さんと、「童謡・習作」ノートと名づけた。
 書き写す仕事は、けっこう大変だった。

 その一部を、『国分一太郎童謡集』にもおさめたので、ここでご紹介します。ご覧になって、どんな感想を持ちましたか。



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