ツルピカ田中定幸先生

教育・作文教育・綴り方教育について。
神奈川県作文の会
綴方理論研究会
国分一太郎「教育」と「文学」研究会

「横須賀・逗子」作文の会 8月例会のご案内

2017-08-16 22:24:11 | Weblog

 

8月例会のお知らせ 

「猛暑、いや酷暑。」

  昨年の案内にも、こんな文字がありました。

 残暑、お見舞い申し上げます。

 8月の例会は、神奈川県作文の会の大先輩にあたる、那須まさのぶさん、木俣敏さんをお招きして、お話をうかがうことにしました。

 この機会に、綴方・作文教育の本質と教師のありかたを考えていただければと思います。

 また、暑気払いをかねての懇親会、合わせて臼井淑子さん、高橋美智子さん定年退職の「お祝いの会」を行います。どうぞ気軽にご参加ください。「お祝いの会」に参加される方は、この案内が届きましたら、早めに事務局・田中までご連絡ください。

 

《提案―Ⅰ》色褪せたセピヤ色の一枚の文集から

                               元私立学校教師 那須 まさのぶ さん

 教育現場から離れてもうウン10年になっちまった。“老兵は語らず”なんて言ってりゃカッコいいんだけど、田中定幸さんが誘ってくれたので素直にお受けすることにした。

 みなさんは“華の現役”。そのみなさんに訴えたいことは山ほどあります。そのひとつは「宝の山」ということです。子どもに囲まれてすごすみなさんは、まさに宝の山に居るようなものです。

 そりゃ、今の教育現場のブラック度は承知しています。「キレイごとは通用しないよ」と言う気持もわかります。でも、やっぱり子どもたちの潜在する新鮮な発想力に魅せられる教師には輝くものがあります。魅せられて夢中になるということはわたしのような熟年者にも通じます。

 “いまさら”年寄りだから~なんて涸れてしまうのをわたしは拒みます。“いまや”“いまこそ”などと、力むのはさすがに控えることにしますが、行かせてもらいますとも! 横須賀・逗子作文の会の例会へ。

 たぶんこんなことを話題にします。話し合います。

 

  ■澄みきった感性 王様は裸だ  ■日常性からの脱却 汚れた窓をぬぐってみると

  ■あたりまえを告発する 表白・表出は起爆剤だ  ■共通と差異 比べっこする知恵

  ■多様性を認める土壌 みんなちがってみんないい  ■「成熟」と「発達」に見合った表現

 

《提案-Ⅱ》徘徊老人よりの伝言

      目覚めるのに年齢は関係なし

      歴史の舞台現場に立って

                  木俣 敏さん(元神奈川県作文の会会長・画家)

 暑いなかご苦労様です。那須さんがどんな話をされるかわかりませんが、まあ年齢的にも先輩であるし、そちらを中心にしてください。

わたしは不器用に生きてきたひとりの男の話です。

 

  ■作文教育にかかわったこと 

  ■通知票での市校長会対わたし  

  ■天女を追うなかで 男女一対で飛ぶ天女 中国(北京・五台山・敦煌) 西藏 タイ ビルマ インドネシア カンボジア

  ■日本の歴史に目を注ぐ 内戦ゆえの残酷さ 権力者に抗して

 

□ 2017826日(土)2時開会

         2:00~近況報告  2:30~講話  5:00~「お祝いの会」(懇親会)  

□司会者   佐藤 美沙樹さん 斎藤 仁子さん(次回提案者)

□場 所   逗子 田中宅(初めての方は、事前に問い合わせてください。ご案内します。)

□会 費   1回300円(年会費として3,000円を納めていただけると幸いです。) 

□「お祝いの会」(懇親会)  会費2,500円 (記念品代を含みます。)

       記念品のみ参加の方は、ご連絡下さい。「うまいもの持ち込み歓迎!」

□連絡先   田中定幸  自宅 逗子市新宿3―2―45  ℡・FAX 046-873-4339   

□次回例会  9月22日(金) 18:30~20:50  総合福祉会館 5階第3会議室(予定)

 

《ご案内》

 第13回国分一太郎「教育」と「文学」研究会が7月15日(土)16日(日)山形県東根市・さくらんぼタントクルセンター開催されました。す。昭和の時代にタイムスリップして、長瀞小学校で生まれた「想画」「生活詩」、同じ時代に読まれた鈴木三重吉の『赤い鳥』、豊田正子の『綴方教室』などが映像と文献で紹介され、話題にされて、充実した研究会となりました。

  会員になられた方には、研究会の詳しい報告をかねた会報「北に向かいし枝なりき」と、紀要6号を贈呈します。是非、会員になってください。(年会費は2000円です)

また、11月26日には、第11回国分一太郎「教育」と「文学」研究会・学習会として池袋で開かれます。ぜひ、予定に入れておいて、ご出席ください。

  (以下の写真は省略 )

第13回国分一太郎「教育」と「文学」研究会・第一日目・全体会

 

分科会

「生活綴方運動の一つの里程標」報告 添田直人さん(豊田正子を愛する会)

 

 

 


地をはう虫の鳴きかわしあいにも似て

2017-08-16 18:01:46 | Weblog

 第13回国分一太郎「教育」と「文学」研究会で、報告されて添田直人(豊田正子を愛する会)さんが、「伝送便」(№461)おコラムに、今度は「書き手」となって投稿しています。ご紹介します。