―神奈川県作文の会・研究会ご案内―
子どもたちに感性と、ゆたかな表現力を
海と山の自然にめぐまれた逗子で、子どもたちの「感性」と、ゆたかな「表現力」を育むために、ご一緒に考えてみませんか。
お気軽に参加してください。
―神奈川県作文の会・研究会ご案内―
子どもたちに感性と、ゆたかな表現力を
海と山の自然にめぐまれた逗子で、子どもたちの「感性」と、ゆたかな「表現力」を育むために、ご一緒に考えてみませんか。
お気軽に参加してください。
綴方理論研究会 5月例会のご案内
5月例会は、26日(土)です。
イチローと同じように教育の「研究」をしたいかたは、どなたでも歓迎します。自分に合う研究会かどうか参加して確かめてください。
講演会 どうぞお出かけください!
詳しいことは、このブログで調べてください。
明日の、講演はつぎのことをふまえて話させていただきます。興味のあるかたは、どうぞ、お出かけ管愛。このあとの16ページまでの資料を、ご希望の方はご連絡ください。読んで、ご意見をください。そして、子どものための作文教育について考えましょう。
□東作協主催・作文教育実践講座・巡回講演資料
2018・5・19(新渡戸文化小学校)
講演は 3時よりより
ゆたかな文章表現力を育み、深い学びをつくる
―ことばの学習に、ていねいさをとりもどそう―
綴方理論研究会 日本作文の会会員
国分一太郎「教育」と「文学」研究会会長
田中 定幸
Ⅰ 私の考えるつづり方・作文教育
一 生活つづり方・作文教育のねらい
「教育であって 国語教育であって 文章表現指導である作文教育」
「教育」本来のねらい
・子どもたちの自然や社会への認識、人間についての理解をひろめふかめ、ただしくゆたかにする。
・ものごとをとらえ、また、とらえなおす過程と、それを文章に表現する過程とを、きちんとむすびつけたところで、子どもたちの認識諸能力(観察するちから、知覚し認知するちから、記憶し表象するちから、すじみちただしく思考するちから、ゆたかに想像するちからなど)をのばしていくこと。
「国語教育」のねらい
・みずからが文章をかくという言語活動のなかで、つまり言語の使用のなかで、日本語の発音・文字・単語・文法・語い・文体などについての自分の知識をたしかめ、とぎすますようにさせること。
「文章表現指導」のねらい
・「はじめ」「なか」「おわり」のくみたて・構成をもつところのひとまとまりの質のよい文章をかく能力をのばすこと。(注―1)
「文章表現指導」の結果として育つもの・育てられるもの
・心の解放と心の成長・学習集団の成長
・学力
・コミュニケーションの力
・教師の子ども観、指導論・人間観・社会観
・一人ひとりの子どもの生活や心をしることができる=子どもをとらえることができる
二 つづり方・作文教育で重視する文章表現
つづり方・作文教育では、子どもが生活の中で興味・関心をしめしたこと、また、体験をとおして考え、感じたことを題材として文章に表現させることを何よりも大切にしてきました。また、その指導は、子どもの成長・発達とも結びつき、効果的に文章表現力を身につけさせるだけでなく、ものやことへの認識のしかた・操作のしかた(認識諸能力)もみにつけさせてきました。
そのために、子どもが選んできた題材を書きつづることとあわせて、次のような文章表現活動を「順次」展開し、また、「くり返し」取り組ませるようにしてきました。
(1)話したいこと(知らせたいこと・思ったこと)を、そのとおりに書くこと。
(2)「ある日、あるとき」に起きた出来事で、考え感じたことを文章に書くこと。 →「ある日型―Ⅰ」
(3)「何日もつづいたこと」を、時間の経過にそってとらえて、文章に書くこと。 →「ある日型―Ⅱ」
(4)「いつもあること」くりかえし経験していることを説明するように文章に書くこと。→「いつも型―Ⅰ」
(5)「いつもあること」くりかえし経験していることを、事実を入れて説明するように書くこと。→「いつも型―Ⅱ」(資料2)(注―2)
こうした活動を「単元学習」として位置づけ、「文章表現表過程」にそって指導を展開します。「文章表現指導過程」とは、表現意欲の喚起→取材・題材の指導→構想・構成の指導→叙述・記述の指導→推敲の指導→鑑賞の指導であり、こうした指導を通して、文章の書き方(表現の方法)と表現技術を習得させます。(資料p1より)
『国分一太郎児童文学集』のご案内
国分一太郎先生の未発表の作品を整理・編集した『国分一太郎児童文学集』(東根文学会編・東根市教育委員会)が発刊されました。(A4判・表紙並製)
遠い昔の農村の子どもたちの生活が題材になっていますが、だからこそ今の子どもたちにもよんで聞かせたい短編小説が12篇掲載されています。会話の多く入った文章で、こどもたちにも読みやすい文章です。人間性を豊かにしてくれる本です。
「発刊に寄せて」と、教育長の元木正史氏のことばからはじまって、以下の作品が収録されています。
雌雄異株…7
東京の女の人…18
ドダルの馬…23
散ってもいい コウゾの葉…32
お母さんの話…37
一銭銅貨…44
続・株式会社…54
汽車見に…66
貨物自動車…77
「上手なおつかい」石油と醤油…131
たまご…145
ムダ花…150
解説(吉田達雄)…169
国分一太郎「教育」と「文学」研究会あてに、東根市教育委員会教育長より、以下の文章をいただきました。書かれている通り、市販されるものではありません。購入される方は研究会でまとめます。また上限は30部ということですので、会として先着順に受け付け、発送します。頒価2、000円+送料180円+振込手数料70円になります。
今回の申し込みは 046-873-4339 田中までファックス、または電話でご連絡ください。
豊島作文の会例会案内(5・6月合併号)-2
4 月の例会報告と、6月例会例会の会場です。東京作文協議会主催の「作文教育実践講座」の会場は、新渡戸文化小学校(地下鉄*丸の内線『東高円寺』下車 徒歩7分です)
豊島作文の会 例会案内-1
いろいろな研究会に参加してみるのもいいものです。日々の実践に役立つ考えが蓄積されます。
どうぞ、気軽にお出かけしてください。
「いじめをふせぐ処方箋」(22)
『育てたい表現力』ーアルシンドの覚書より―
悩みや課題は、年々ふえますね。でも、子どもたちの悩みや課題を、肩代わりするのが教師の仕事だと、思ってやってきました。大変な仕事だけれど、やっぱり先生にがんばってほしい。「がんばれ先生!」「あなたが 前へ行くときに 子どもも 前を向いていく」(国分一太郎のことばより)
「いじめをふせぐ処方箋」(21)
『育てたい表現力』ーアルシンドの覚書より―
小さな工夫が「創造」へとつながる。教師同士の学び合いから、創造性が培われる。