『国分一太郎童謡集より』
昔、子どもたちは「感覚」をきたえられた。
「タナゴ」の童謡をとりあげたら、さっそく子どものとき、おたまじゃくしとたわむれて‥。という経験談をフェイスブックでいただいた。そこで、蛙の卵を題材にした童謡を2つ。
子どもたちは、生活のなかで「感覚」を鍛えられていった。
220 蛙の卵*
田すきをしてゐて しらずに ふんだ
蛙の 卵を しらずに ふんだ
あしは とつても
ぬくかつた ぬくかつた
ぬるりと ぬめるな
蛙の卵
あしも そこから
こそばゆい こそばゆい
田すきが すんでも
足うらが
力が ないよな
気がするよ
野道を いつても
こそばゆい こそばゆい
「『教育』と『文学』の研究」8号
231 蛙の卵*
せりつみ かへり
蛙の卵 ふんだ
ぬるりと ぬつくい
卵をふんだ
ざしきに 上つても
あしうらに
今でも ぬるりと
ふんでやうだ
小川の 野芹ものびていて
蛙の卵は ぬくかつた
昔、子どもたちは「感覚」をきたえられた。
「タナゴ」の童謡をとりあげたら、さっそく子どものとき、おたまじゃくしとたわむれて‥。という経験談をフェイスブックでいただいた。そこで、蛙の卵を題材にした童謡を2つ。
子どもたちは、生活のなかで「感覚」を鍛えられていった。
220 蛙の卵*
田すきをしてゐて しらずに ふんだ
蛙の 卵を しらずに ふんだ
あしは とつても
ぬくかつた ぬくかつた
ぬるりと ぬめるな
蛙の卵
あしも そこから
こそばゆい こそばゆい
田すきが すんでも
足うらが
力が ないよな
気がするよ
野道を いつても
こそばゆい こそばゆい
「『教育』と『文学』の研究」8号
231 蛙の卵*
せりつみ かへり
蛙の卵 ふんだ
ぬるりと ぬつくい
卵をふんだ
ざしきに 上つても
あしうらに
今でも ぬるりと
ふんでやうだ
小川の 野芹ものびていて
蛙の卵は ぬくかつた
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