『教師』の「目次」から考える
本の目次を見ると、内容だけでなく著者の考えの進め方がよくわかる。その時、その時の内容や分量を考慮して発行してきた文集(一枚文集)を、一冊に綴じるときにも、目次をつけてきた。目次をつけることで、自分の実践を客観的にふりかえることもできるからだ。
さて先日話題にした国分一太郎著『教師』の目次は以下のとおりである。
本が手元にない人は、この目次の言葉を「キーワード」にして、自分の実践を考えてみるとよい。あるいは、ここで、何を著者が語りたかったかを想像してみるとよい。
Ⅰ 教師の仕事(一)
1 いそぐ仕事か
2 いそがぬ仕事か
3 社会の進歩と教育
4 あせった考え方
5 教師のコトバ
Ⅱ 教師の仕事(二)
1 二つの仕事
2 教師の願い
3 仕事の性格
4 教育のなかみ
Ⅲ 親たちの期待
1 親たちの願い
2 願いの性格
3 子どもの「思想に自由」
4 社会活動家としての教師
Ⅳ 専門家
1 教育の専門家
2 日本流のやり方(一)
3 日本流のやり方(二)
4 日本流のやり方(三)
Ⅴ 子どものうばいあい
1 国民のうばい合い
2 子どもの擁護者
3 教育組合の役割
Ⅵ 教師の技術
1 魂の技師
2 経験と知識
3 特殊と普遍
4 自発と指導
5 意識と身体
6 科学と芸術
7 個人と集団
8 民族と人類
Ⅰ章、Ⅵ章のコトバは特にすばらしい。相反するような視点から、ものごとを考える。この二つの観的からものごとをとらえるのが巧みなのが国分一太郎。
その人を師とあおぐなかで、「ある日型」と「いつも型」、ミクロとマクロ、部分と全体といったコトバを、私もいつのまにか使うようになっている。
本の目次を見ると、内容だけでなく著者の考えの進め方がよくわかる。その時、その時の内容や分量を考慮して発行してきた文集(一枚文集)を、一冊に綴じるときにも、目次をつけてきた。目次をつけることで、自分の実践を客観的にふりかえることもできるからだ。
さて先日話題にした国分一太郎著『教師』の目次は以下のとおりである。
本が手元にない人は、この目次の言葉を「キーワード」にして、自分の実践を考えてみるとよい。あるいは、ここで、何を著者が語りたかったかを想像してみるとよい。
Ⅰ 教師の仕事(一)
1 いそぐ仕事か
2 いそがぬ仕事か
3 社会の進歩と教育
4 あせった考え方
5 教師のコトバ
Ⅱ 教師の仕事(二)
1 二つの仕事
2 教師の願い
3 仕事の性格
4 教育のなかみ
Ⅲ 親たちの期待
1 親たちの願い
2 願いの性格
3 子どもの「思想に自由」
4 社会活動家としての教師
Ⅳ 専門家
1 教育の専門家
2 日本流のやり方(一)
3 日本流のやり方(二)
4 日本流のやり方(三)
Ⅴ 子どものうばいあい
1 国民のうばい合い
2 子どもの擁護者
3 教育組合の役割
Ⅵ 教師の技術
1 魂の技師
2 経験と知識
3 特殊と普遍
4 自発と指導
5 意識と身体
6 科学と芸術
7 個人と集団
8 民族と人類
Ⅰ章、Ⅵ章のコトバは特にすばらしい。相反するような視点から、ものごとを考える。この二つの観的からものごとをとらえるのが巧みなのが国分一太郎。
その人を師とあおぐなかで、「ある日型」と「いつも型」、ミクロとマクロ、部分と全体といったコトバを、私もいつのまにか使うようになっている。