※ つれづれなるままに

日頃の気ままな記録です。
気楽にお付き合い頂ければ嬉しいです。

通船堀

2010-08-25 23:47:46 | 史跡
国指定史跡の見沼通船堀の実演を見てきました。


カンカン照りの中、少しでも良く見える場所をと
早くから大勢の人が集まっています。



見沼代用水には、東縁と西縁に通船堀があります。
実演は東縁で行われました。


一般の人が入れない所にいるカメラマンは許可済みで
この日、NHKのニュースで何度も放映しました。


これは一緒に行った人が録画したのを写真にして
送ってくれました。



幅20CMの細長い板に、取っ手が付いていて この
板を、チャポーンと下に落として・・・・

         
二人の竹で、取っ手を引っ掛けながら水に浮いて
いる板を上手に縦に重ねています。

1枚の幅が20CMなので,7枚積むと 1,4Mの
深さまで水が溜まった事になります。
これを繰り返して必要なだけ板を2ヶ所で重ねて
水を塞き止めます。


水が増えると船が自由に上流へ移動する事が出来
る訳で江戸時代に、お米等を3日かかって江戸に運
び、帰りには江戸から荷物を乗せて運んだという事
です。

見沼代用水(農業用路)は、芝川(排水路)よりも
3M高いので、通船堀で高さを調整することにより、

荒川ー芝川ー見沼代用水路への船運がとなり、江戸と
見沼代用水路周辺の村々との流通が活発になりました。

この通船堀は、規模は違いますがパナマ運河と
同じで、見沼の方が早くから使われています。

斜体文字が戻りません。
読みずらくてご免なさい。m(__)m

見沼は縄文時代は海だったとか。
昔に想いをはせるのも又楽しいものです。
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