春夏秋冬お散歩日記

ガーデニングと愛犬のお散歩。徒然なるままに…

2016年の開花記録 5月13~15日

2017年05月12日 | 春の開花2016

2016年5月13日、玄関軒下で咲く紫のミネルバとイエローのジャンヌダルク
御二方ともに香りも素晴らしい。


ミネルバいうたらあれだ、「ミネルヴァの梟は迫り来る黄昏に飛び立つ」のフクロウさんだろうということで、
毎春、西花壇のとまり木?に止まっていただくフクロウさんにおいでいただいて記念撮影
ミネルバローズの暗い色合いがフクロウに合っとると飼い主ご満悦


こちらは咲き始め、満開になる前日の花咲き始めも満開の御姿も美しい


ミネルバとジャンヌダルク。さわやかなレモンイエローのジャンヌと対照的にミネルバは暗く暗く沈む。
闇の神アーリマンvs光明の神アフラマズダ 香りは両者ともに素晴らしい



ミネルバにピントを合わせると明るめに撮れました。それにしてもいいなぁ~連れて帰ってよかった


樹形はコンパクトでまさにフロリバンダ、強香ですが花持ち悪くない。しっかり咲き続けてくれる


ジャンヌダルクは2016年時点でウチで丸7年。
大きくもならず、大きなダメージもなく、春の開花は毎年ブラインド大会をやりますが、 
この花と香りがやめられない

実は花持ちがあまり良くなくて、三日目で散ってしまう。けれどこの花はやめられん

この完璧なロゼット咲きを見よー。2016年は3輪咲いて、全然マシな方でした。
今年は一輪だけそれも、ままあることでござる。


再びフクロウさんとミネルバローズ。
ミネルバいうたらミネルバの梟だとしか思い浮かばんのですが、
このバラはベルギーのバラさんで、20世紀前半の有名なベルギーの自動車メーカーMINERVA社にちなむとのこと。

ミネルバ・ローズを見つめるフクロウさん


西側花壇・・・

5月14日、オダマキ・メリーイエローの白い花が初夏の緑陰から浮かび上がる
足元のオルレイヤも咲いてきた


同じく西花壇のカーディナル・ドゥ・リシュリューも咲き始めた
ブルーターコイズのイスとテーブルは、なんとさっちゃんが清水の舞台から飛び降りてドリャと取り寄せたフェルモブ


5月15日の階段付近、鉢を並べ替えた

上の方から、フェンスのバラはまだツボミ、クレマチス・ベルオブウォキング、バラのダービー、セリンセ、
ペンステモン・バイオレットダスク、ニューサイラン・サンダウナー、ケマンソウ、オダマキ、
ERのテス、コルジリネ、ヤグルマギクの黒玉、イヌコリヤナギ・白露錦、
ユーフォルビア・シルバースワン、シャクヤク・バックアイベル、グラスのラグラス・オバタス、
バラのミネルバ、シレネ・ガリカ、ワイルドチャービル・レイバンズウィング

この年のジギタリスさんは凄まじい集団遅刻で、この時点で誰一人来ていない
あれは一体なんでやったのか、施肥しなかったからか
高さのでる御方が皆無のため、鉢を並べるときに苦労したがな
例年は来てもらわない白露錦さんにまで来ていただいた次第です。


階段上方・・・

一昨日には階段下のお立ち台にいらっしゃったアブラハム・ダービーとウォキングに移動していただいた!
背景の深い緑はヤマバト夫妻が度々逗留するヒマラヤスギでウチに35年以上おはします。
ほんまはすべての花壇の背景にいてほしい。そうなればイギリス庭園やな。しかし断固無理だーーー!!
そのヒマラヤスギにクレマチス・アラベラの枝がいって、枝先の花がさきかけています。
その全面のピンクの小花はバラのプチ・レオニー。ダービーの下にはペンステモン・バイオレットダスク。


13日のダービー。階段下方でおタヌキさんと一緒にいました。


15日、レオニーの淡いピンクの小花の前に、ダービーとセリンセマヨール、
茶色の細い線状のグラスはカレックス・ブロンジータで、葉っぱ少なくわらしべみたいになってます。
ほんまはもっとフサフサなんやけど、さっちゃんに刈られたんやったかなぁ
ものすごーーーく強いグラスでデンズガーデンの通路にもこぼれ種で生えます。


クレマチス・ベルオブウォキングさんとアブラハム・ダービー
ウォキングさんを同じく大輪のピンクのバラと合わせると、色といい柄といい、布団カバーみたいになります。


ダービーちゃんとペンステモン・バイオレットダスク
現在、ダービーちゃんのこの株はもうおられません 丸9年もおられたのに。
開花前から次々に枝枯れが起こっていました。
小鉢のままでずっといさせたためか、かなりお疲れだったようで、とうとう力尽きたという感じでした。
飼い主がバラにはまった当初からいた株なので、別れのときには無性に悲しくて涙が出てさっちゃんに大層嫌がられた。
せめて接木しときゃよかったとか、後になってからウダウダなります



毎年律儀に房咲きになってポリアンサローズの本分を発揮する愛らしいプチ・レオニー
さっちゃんが飾ったウェルカムボードが紛れ込んでます。



階段をちょっと降りると、ケマンソウの黄緑色の明るい葉っぱがあって、
その前にはオダマキ・ブラックバローとブルーバロー、
そのまた前にはユーフォルビア・シルバースワンが開花中。

オダマキ・ブラックバローとブルーバローは6号鉢ながら毎年確実に芽数を増やしてくれる。
ブルーの方がより強いようで大きくなってたんですがネコブをやってしまった非常に残念
来年はW・ギネスとノラバローさんと、あともう一種類を大きくして咲いていただくぞ!!



テス・オブ・ザ・ダーバーヴィルズ
枝垂れるように咲く、香り良く花持ちしっかり長く咲く、鉢庭にぴったりの御方。
迎えて5~6年経つもヘボ栽培のため、なかなか花数増えず。


そして階段下方・・・

フェンスのバラはまだツボミで、白露錦、ヤグルマギク・ブラックボールの縦に伸びる葉っぱ、
ユーフォルビア、シャクヤク、バラのミネルバ、ぼちぼち咲いた草花たちがいます。
ジギタリスさん不在で高さがないので、イヌコリヤナギの白露錦(スタンダード仕立て)に来ていただいた
2年前、地元のホムセンで1mちょいの絶妙な高さに接がれた白露錦@スタンダード仕立てを見つけたときのうれしさよー
棚晒しの雨ざらしで数年間過ごしたらしい干からびた苗じゃった。
しかし、イヌコリヤナギは非常にストロングな御方で翌春にはフツーに芽吹いてきれいな葉っぱを出してくれた
見切り苗を復活させた試しのない飼い主にはありがたすぎる御方でありました。



シャクヤク・バックアイベルは日差しの中で満開に。13日の写真。



咲いて数日、褪色しながら咲き続けるミネルバさん。
シレネ・ガリカ・クインクエベルネラのびろんびろんに伸びた枝をヒマにまかせてミネルバさんに「誘引」した
ナチュラル~な感じになったと飼い主一人でご満悦
シレネ・ガリカはよく見ると、濃いえんじ色と白い縁取りが大変シャレオツな小さな御方で気に入った。
こぼれ種でどんどん殖えるのを期待したが一本たりとも出ず、2017年に再び来ていただいた次第です。


こちらの花はラグラス・オバタスの穂と一緒に。
それにしてもえらい房咲きになっています。購入時のまま放っておいたらこうなった。
ナーサリーパワーえらいもんやなぁ。


こちらの花はギボウシ・ジャストジューンの葉っぱと一緒に。



こちらはワイルドチャービルのレイヴァンズ・ウィング、その名もカラスの翼
チャービルなので多分食べられるんやで~ そうだ、食べないかん
暗い葉っぱに黒茎、花はホワイト。シャク、ヤマニンジンというらしい。
さっちゃんが「見たことあるよ」と言ってました。「(田舎の)あちこちに生えていた」ので、
「こんなん雑草やないか~こんなもんどこがええねんな~」とかなりブーイングされてしまいました
飼い主的には大変シャレオツ シックさと野趣を兼ね備えたニクいやつで大層気に入っとるんですが。


ええでしょうがワイルドチャービル・レイヴァンズ・ウィング
願わくばもーーっと黒くなっていただきたいPaint it black。


玄関先・・・

15日、玄関先に持ってきた香りの御方たち濃いピンクメレル、淡いピンクに斑入り葉のヘルシューレン、
群れ咲くピンクは香りあるフロックス・ピロサ、
右端のピュンピュンした笹葉と茶色の花穂はジギタリス・オブスキュラ。ウチに数年居ます。
小型の地味なジギタリスで、シックでとても気に入ったのですが全然大きくしてさしあげられず。


西の花壇・・・

15日、西の花壇のカーディナル・ドゥ・リシュリューと、
さっちゃんが清水の舞台からバンジージャンプして購入したフェルモブのチェアとテーブル@ターコイズブルー
この場所はずっと鳴かず飛ばずの鉢置き台になっていたのを移動、ウチで初のガーデンファニチャーを置いた!!
どの色がよいか、三日間検討してクッキリしたターコイズに決めた!!

テーブルに枝垂れて咲くリシュリューの花

ふわふわと優しい風情で咲く紫のオールドローズと、チェア・テーブルの幾何学的な直線と円のフォルム、
鮮やかなブルーが良いコントラストになっている
それにしても、さっちゃんよく買うたなぁー
お客さん方にも座ってもらえるし、開花時の楽しみが増えた。エライ