J1 第1節
FC東京 2-0(2-0,0-0) 大分トリニータ
2006年3月5日
味の素スタジアム
キックオフ30分前の13時にスタジアムに到着。
今年はJリーグノートをくれないのか。「サカつく」の戦術ノートにしようと考えていたのだが。
スタメンの顔ぶれもずいぶん変わった。徳永は予想されたが、増嶋、伊野波だけでなく、「第4の外国人」リチェーリまでもが開幕スタメンに名を連ねる。
大丈夫なのかと心配する間もなく、新シーズン開幕のホイッスルが鳴った。
予想されたシステムは1トップ2シャドーの4-3-2-1ということであったが、実際にはルーカスがトップ下の4-3-1-2という印象。ACミランやトッティ離脱以前のイタリア代表の採用するシステムである。
トレスボランチは右から梶山、伊野波、今野。左SBの鈴木規郎をケアする意味で、今野が中盤の底ではなく左インサイドハーフに入っているのは理にかなっており、ミランの右インサイドにガットゥーゾがいるのと同じようなものだと考えていたのだが、今野の復帰前には宮沢が左インサイドをやっていたらしいので、真偽のほどは定かではない。
また、サイド攻撃は、基本的にはサイドバックに委ねられる。
戦術面にも変化が見られた。
激しいプレッシングはなくなったが、ずるずると後退するだけのディフェンスではなく、ポジショニングの良さでボールを奪取する場面もあった。
各選手のポジショニングが若干改善されている点や、ボールを持った選手へのサポートが増えたことから、戦術的な約束事が前任者よりも徹底されているという印象を受けた。
この指揮官のもとでは、頭を使わない選手の出場機会は激減するだろう。
今日の試合の印象はここまで。
快勝でよかったですね。
昨年までの4年間と比較して何が変わったかというと、システム的にも戦術的にも、明らかにチームの重心が後方に移動したということ。
また、監督の戦術的な引き出しも多そうなので、選手のコンディションやチーム状態に応じて、4-3-1-2(4-3-2-1)以外にも、4-4-2や3-5-2などの使い分けを見ることができそうだ。
以前よりは安定しそうなので、5位くらいは狙えるのではないだろうか。
ただし、面白くなるかどうかは別である。
悪くいえば、4-3-1-2とは後ろを安定させて前の3人だけでゴールを狙っちゃえというシステムであり、今日の東京にもその兆候は十分にあったからだ。効果的ではあったが、縦に長いパスが多くなった。
上位チームを相手に両SBやセンターハーフ陣がどれだけ攻撃参加できるかを見てみないと、今年のFC東京の本当の面白さというのは評価できないということだ。
2006年の観戦試合数: 1
FC東京 2-0(2-0,0-0) 大分トリニータ
2006年3月5日
味の素スタジアム
キックオフ30分前の13時にスタジアムに到着。
今年はJリーグノートをくれないのか。「サカつく」の戦術ノートにしようと考えていたのだが。
スタメンの顔ぶれもずいぶん変わった。徳永は予想されたが、増嶋、伊野波だけでなく、「第4の外国人」リチェーリまでもが開幕スタメンに名を連ねる。
大丈夫なのかと心配する間もなく、新シーズン開幕のホイッスルが鳴った。
予想されたシステムは1トップ2シャドーの4-3-2-1ということであったが、実際にはルーカスがトップ下の4-3-1-2という印象。ACミランやトッティ離脱以前のイタリア代表の採用するシステムである。
トレスボランチは右から梶山、伊野波、今野。左SBの鈴木規郎をケアする意味で、今野が中盤の底ではなく左インサイドハーフに入っているのは理にかなっており、ミランの右インサイドにガットゥーゾがいるのと同じようなものだと考えていたのだが、今野の復帰前には宮沢が左インサイドをやっていたらしいので、真偽のほどは定かではない。
また、サイド攻撃は、基本的にはサイドバックに委ねられる。
戦術面にも変化が見られた。
激しいプレッシングはなくなったが、ずるずると後退するだけのディフェンスではなく、ポジショニングの良さでボールを奪取する場面もあった。
各選手のポジショニングが若干改善されている点や、ボールを持った選手へのサポートが増えたことから、戦術的な約束事が前任者よりも徹底されているという印象を受けた。
この指揮官のもとでは、頭を使わない選手の出場機会は激減するだろう。
今日の試合の印象はここまで。
快勝でよかったですね。
昨年までの4年間と比較して何が変わったかというと、システム的にも戦術的にも、明らかにチームの重心が後方に移動したということ。
また、監督の戦術的な引き出しも多そうなので、選手のコンディションやチーム状態に応じて、4-3-1-2(4-3-2-1)以外にも、4-4-2や3-5-2などの使い分けを見ることができそうだ。
以前よりは安定しそうなので、5位くらいは狙えるのではないだろうか。
ただし、面白くなるかどうかは別である。
悪くいえば、4-3-1-2とは後ろを安定させて前の3人だけでゴールを狙っちゃえというシステムであり、今日の東京にもその兆候は十分にあったからだ。効果的ではあったが、縦に長いパスが多くなった。
上位チームを相手に両SBやセンターハーフ陣がどれだけ攻撃参加できるかを見てみないと、今年のFC東京の本当の面白さというのは評価できないということだ。
2006年の観戦試合数: 1