2013/8/11(sun)
本日の名言は・・・
トヨタ自動車第6代社長の豊田章一郎氏による名言です。
「私が憂慮しているのは、諸先輩の努力で確立した「ゆるぎなき自信と自負」が「慢心」に転化していないか、
これまで当然見えていたものが、当たり前として見えなくなっていないか、
また、「安易な習慣化」により努力が適切に評価されなかったり、チャレンジ精神をむしばんでいないか、ということである。」
経営環境に関する言葉です。
会社の環境はその時々によって変わっていくものです。
創業時は革新など新しいことに果敢にチャレンジしていたはずのものがだんだんとそれがおざなりになり気付けば保守的なほうへと変化しているなんて事はよくあることです。
それまで当然のように行われていたことがマンネリ化で違った方向へ進んでいってしまう例ですね。
それがプラス方向へと進むのであればいいのですが、マイナス方向に進んでしまうのがダメな例です。
そのため、ある程度仕組みを作ってそれをうまく回し、習慣化されてきたら定着するような仕組みを作らなくてはならないのです。
常にチェックして新鮮さがなくなっていないか、形骸化していないかという定点観測が必要なのです。