走馬観花~我還在北京

只今北京留学中。ってまだ北京におったんかいな!?
気が向いたら過去の分も差し込んでます(笑)

回家

2004年05月07日 | 出去郊区&旅行
5、6の2日間は李さんの実家へおじゃましました。彼女の家は河北省三河市付辛荘にあり、北京市内からバスで一時間ほどの地点です。麦畑が一面に広がる農村地帯で、道々でも牛・山羊・ロバをみかけました。ところどころ麦畑のまんなかに土盛りのお墓があったのにはちょっと驚きました。
彼女の家を含め、この辺はブロックを積み上げた、四合院に似たつくりの家が多く、牛や豚小屋も備わっています。彼女の家では豚小屋に鶏とアヒルが飼われていました。食事の煮炊きはガスもありますが、練炭が主流で、庭先の専用の炉で調理します。水も水瓶があり、そこから水を汲みます。手を洗う際には水を張った洗面器で洗い、使用後の水は庭の畑に撒くというように、水が少ない土地だけに大切に使っていたのが印象的でした。
彼女のご家族・近所の親戚の皆さんはとても人なつっこく面白い人たちで、一緒に野草を摘みにいったり、ご飯を食べたり、近所を散歩したりとても楽しかったです。帰り際、「次はいつ来るの?来たくなったらいつでもおいで」とおっしゃって頂き、中国に老家ができたような気分です。

大柵欄と王府井

2004年05月05日 | 在市内散歩
次の日は母と姉のお買い物のお付き合い。姉がお茶と怪しいグッズを買いに行きたいと言うので、まず大柵欄に行きました。とりあえず張一元本店とその向いの天福茗茶でお茶を買い込み、そのあと付近の商店街を探索。姉は二元均一の縁起物など小物を売るお店が気に入ったようで、顔に石をコロコロ当てる美顔グッズ(効果の有無は不明)を購入しておりました。やはりいつも以上に買い物客は多く、とくに細い道はぎゅうぎゅう。
昼食を老舎茶館ですませ、そのあと王府井へ。姉が目ざとくコスプレ宣伝マンを発見。一緒に記念撮影させて頂きました。おなじみ新東安市場では月餅など中国のお菓子を購入。この日の買い物の交渉はすべてわたしが担当したのですが、姉と母の細かい注文を伝達するのにジェスチャーを交えて何回も話さねばならず、中国語能力の不足をほとほと実感しました。もっと勉強しなくちゃ~。

リベンジ明十三陵

2004年05月04日 | 出去郊区&旅行
母と姉がツアーで北京に遊びに来たので、わたしも現地参加しました。やはりお決まりの八達嶺と定陵のコースだったのですが、幸いタクシーをチャーターして我々とガイドさんだけで行動する方式だったので、無理を言って、定陵をやめて永楽帝の陵墓である長陵、さらに十三陵入り口の石牌坊、石獣・石人が並ぶ神路を見に行くように変更してもらいました。
大部分の外国人観光客は定陵に行くようで、長陵では中国人の団体さんにしか会いませんでした。長陵主殿の禝恩殿は木造で、内部の大きな木の柱はとくに印象的でした。石牌坊、神路でも時間が早かったのもあって人も少なく、好い写真が撮れました。神路入り口の大紅門周辺の農村地帯では、馬がのんびり草を食んでいる光景も見られ、なかなか良い感じでした。
素人的には定陵よりこちらのほうが楽しめると思うのですが、何故ツアーは定陵に行くのでしょう?定陵のほうが門票が高いから?

五・一

2004年05月03日 | 在市内散歩
こちらでも五月一日からゴールデンウィークに突入しました。だいたい学生たちは帰省する人が多いようです。わたしの友人たちも帰省しました。
この日、わたしは奇特にも中国のゴールデンウィークの人混みを実感したくて、友人たちの見送りと称して北京南駅付近の永定門長途バス駅まで行ってきました。大きな荷物を抱えた人たちが長蛇の列をなして切符を買い求めていたり、バス出発の時間まで路上で座り込んだり、寝ころんだりしている人たちがいて、たいへんなにぎわいでした。
結局、友人たちはこの日の切符を買うことができず、翌日の切符を買っての帰省となってしまいました。しかし彼らがしきりに「中国人は多すぎるよ!」と文句を言っていたのがおかしかったです。