走馬観花~我還在北京

只今北京留学中。ってまだ北京におったんかいな!?
気が向いたら過去の分も差し込んでます(笑)

天と地と(2)

2007年12月28日 | 在市内散歩
今日は午後から地壇へ。午前にシンさんから電話があり、書市へ行こうとのお誘いをうけたのです。わーい書市デート♪なんて純GAY相手に喜ぶなよわたし(泣)でもシンさんはイイ男だ…
ブログ用に方沢壇の写真を撮ろうと思ったのですが、今回は解放されておりませんでした。がっかり。せっかく前回の天壇の円丘壇と比較させようと思ったのに。中国の伝統的観念として、「天は円く、地は四角い」というのがありまして、天壇と地壇はまさにこれを体現しているわけなんです。仕方ないので、地壇の写真はまだ次回に。代わりに地壇入り口近くで獅子舞の練習の様子をば(笑)。シンさんに、元旦にこういう獅子舞をやるのかと聞いたところ、元旦はフツーの休日らしく、やはり春節に行うのだとか。
                 
しかし、この日はめっちゃ寒くて(実は明け方に雪が降っていたらしい)、わたしとシンさんはガタガタ震えながら本屋めぐりをしてました。あまりの寒さに3時前にギブアップ。バスで平安里まで移動し、シンさん行きつけのゴハン屋さんへ。いっしょに肉屯面を食べました。指が寒さで痺れてて箸がもてず、食べるのにかなり苦労しました。

天と地と(1)

2007年12月23日 | 在市内散歩
22日が冬至であることをすっかり忘れておりました。午後シンさんからケータイにメールが来て「餃子食べた?」っていう一言で思い出し、夜たまたま休みで遊びに来た竜くんをレストランまで引っ張って行ったものの、竜くんは胃の調子が悪く、ほぼわたし一人で餃子を食べた次第であります。でもカボチャは食べられなかったな~。
         
じつはずっと前から冬至に天壇へ行こうと思っていたのです。昨日は時すでに遅く、行けなかったので今日行ってきました。
中国の歴代皇帝の重要なお仕事のひとつに、冬至における天壇での祭天の儀式がありました。中国の皇帝は「天子」ともいい、父たる天からこの世を治める命を受けた者という位置づけになります。また中国は農業立国でしたので、天と地を祀ることはとても重要であり、天子たる皇帝がそれを自ら行いました(サボる奴もいたけど)。とくに冬至の祭天はとくに重要で、一大イベントだったのです。
壇とは、祭祀を行う場所です。ここで多くの官僚とともに皇帝が犠牲を天にささげました。観光地的には祈年堂が乗ってる祈年壇の方が人気がありますが、祭祀の場所としては、何も乗ってない円丘壇の方が重要だったと思います。
天壇は首都が設置された洛陽や西安などの都市には必ずあったはずで、位置は城内の南にありました(よって南郊の祭天とも言われます)。
                 
天壇公園では各国からツアーの団体さんが来ていました。帰るとき、南門から入ったので、北門から出ようとしたのですが、なぜか迷ってしまい、だだっ広い公園をさまよったあげく、やっと西門にたどり着きました(なぜだ…)。すると道の傍らにたくさんの猫さんたちがいて、めっちゃガン飛ばされました(涙)

竹葉青酒

2007年12月12日 | 吃的東西
山西省へ調査に行っていた友人のOさんが帰ってきました。彼は青銅器に関する研究をしていて、太原の山西博物館で青銅器の写真を7000枚も撮ってきたそうです。整理するだけでもしんどそう。。。
行く前の準備を手伝ったこともあって、わざわざわたしにお土産を買ってきてくれました。竹葉青酒は山西省にいくと、必ず汾酒の隣に並んでるくらい地元ではポピュラーなお酒。うっすら緑色がかった透明の液体なのですが、原材料に竹でも使っているのかしらん?まだ飲んだことはないのですが、たぶん汾酒か白酒みたいな感じだろうと思います。アルコール度数38%なので二鍋頭よりはかなりマシ。
・・・でもね、でもね、一人身の女性のお土産としてこのようなお酒が選ばれるというのはいったいどういうことなのかしら?なにか、わたしに関してすごーく間違ったイメージが浸透しているような。。。
でもありがたくいただいちゃうんですけどね。結局。

北京の初雪二日目

2007年12月11日 | 喜歓的東西
10日の朝、なんか冷え込むな~と思っていたら、雪が降ってました。北京今年初の降雪です。あまりに寒かったので外出はキャンセルして引きこもり(気合が足りん…)。そして2日目の今日、すかっと晴れたので、またしても北大に資料調査へ。
               
気温が低いため、前日降った雪があちらこちらに残っており、未明湖の湖上も凍った部分に雪が積もり、白くなっていました。空気も埃っぽくなくてゴキゲン♪
               
でも気温がぐっと下がったので先週みた猫さんたちが気になり、またしても猫ハウスへ。今日は3匹しか確認できませんでしたが、なんだか必死に寒さに耐えてる感じ(泣)がんばって生き延びてくれよー!

北大猫ハウス

2007年12月08日 | 在市内散歩
ここ数日風邪をひいて寝込んでおりました。熱とかはなかったんですが、体がめちゃくちゃダルくて、半分寝たきり状態でした。今日やっと治ったので、午後から北大に資料を探しに行ってきました。以前から言ってた課題の論文は(2ヶ月遅れで)ほぼ書き終わり、晴れて(つかの間の)自由の身に!!!
…と思っていたら、北大のR先生に「その内容だったら似たのがあったような…たしか英文で」と言われてしまい、目が点に。うそ~ん!?先行研究はチェックしたけど、さすがに英文までは見てなかったぁぁぁぁっ(号泣)というわけで今日はその本を探しにいったんですよ!むきーっ!
真昼間でしたけど未明湖は半分薄い氷が張ってました。スケートリンクになる日も近い。
                 
北大には野良猫さんがけっこういるのですが、以前から気になっていたのが猫ハウス。どうやら猫好きの人が、野良猫さんたちのためにこしらえてあげた模様。けっこう精巧なつくりでいたく感心。たまにおじさんとおばさんが巡回してえさをやっている姿も見たことがあります。スバラシイ~!しかし猫さんにとって気温マイナス10度ほどいってしまう北京の冬を越すのはかなりタイヘンなことだと思います。
                 
そんなもんだから、停車したばかりの車の上や下で暖を取っている姿をよく見かけます。北京の野良猫さんたちは長毛種が多いのですが(しかも顔つきが精悍でコワイ)、やはり短毛種では冬は越せないんでしょうね。。。10月くらいに見かけた短毛の黒の子猫ちゃんはどうしてるんだろう(泣)