す，すみませんっ！急遽帰国することになりました。
というわけで新疆・敦煌旅行のブログは北京に戻ってから再開
いたします。おそらく９月４日以降になるかと…。
あしからず。
＊写真は交河故城です。
というわけで新疆・敦煌旅行のブログは北京に戻ってから再開
いたします。おそらく９月４日以降になるかと…。
あしからず。
＊写真は交河故城です。
ふふふ。旅行中でも余念なく探してしまうのはやはりゴミ箱（なぜだ）。さんざんブータレていた蘇公塔でしたが，彼を発見した瞬間，機嫌をもちなおしてしまいました。
ああ，このキョーアクな目つきがたまりません。
ああ，このキョーアクな目つきがたまりません。
2日目は交河故城・カレーズ博物館・蘇公塔・市内のモスク（写真）とトルファン博物館へ。わたし的に一番よかったのは交河故城。遺跡もよく残っているのにかかわらず高昌と違って観光客がわりと少なめで落ち着いて見られました。しかし，カレーズ博物館は「なんだこりゃ」でしたし，トルファン博物館は主要文物が別の有力博物館にもっていかれてしまっていてさびれ気味。蘇公塔は写真にすると美しくていいのですが，現在テーマパーク化が進行中のようですぐとなりで遊園地建設中（涙）。
観光地の整備についていえば，中国ははっきりいってセンス無いです。なんか勘違いしているのかなあ…
観光地の整備についていえば，中国ははっきりいってセンス無いです。なんか勘違いしているのかなあ…
ウルムチから長距離バスでトルファンに移動しました。トルファンと言えばシルクロードや遺跡の残ることで結構有名で，さぞかし大きな街だろうと思っていたら，意外に小規模な田舎町。観光が主要産業なのか，客引きのしつこいこと。ひとり流暢な日本語を話す濃―い顔のウイグル族のおじさんがいて，会うたびに観光を勧めてくるのでげんなりしました。
結局別のタクシーを雇って2日間観光しました。まず1日目は有名どころのアスターナ古墳群・高昌故城・ベゼクリク千仏洞・吐峪沟・火焔山へ。吐峪沟はここに来て初めて知ったのですが，谷あいに魏晋時代からの石窟が残っている場所です(写真)。中の仏像や壁画はイスラム教徒の破壊にあっていましたが，残っている部分から察すれば，以前はさぞ美しかったのだろうと思いました。管理人のお兄さん曰く，ある顔料は金と同じ価格で取引されたとか。ここにしろ，ベゼクリクにしろ，莫高窟にしろ，わざわざ人が来にくい谷あいに造営しているのも何かの意味があるのでしょう。宗教の力ってすごいです。
結局別のタクシーを雇って2日間観光しました。まず1日目は有名どころのアスターナ古墳群・高昌故城・ベゼクリク千仏洞・吐峪沟・火焔山へ。吐峪沟はここに来て初めて知ったのですが，谷あいに魏晋時代からの石窟が残っている場所です(写真)。中の仏像や壁画はイスラム教徒の破壊にあっていましたが，残っている部分から察すれば，以前はさぞ美しかったのだろうと思いました。管理人のお兄さん曰く，ある顔料は金と同じ価格で取引されたとか。ここにしろ，ベゼクリクにしろ，莫高窟にしろ，わざわざ人が来にくい谷あいに造営しているのも何かの意味があるのでしょう。宗教の力ってすごいです。
ウルムチ滞在中，東北方面へ足を伸ばして天山山脈の北，昌吉回族自治区のジムサ（吉木薩爾）に行ってきました。ここは唐の時代，西北辺境防衛の重要地点で，北庭都護府が置かれ，塞外民族（とくに吐蕃）との激しい攻防戦が繰り広げられた場所です。この北庭都護府の遺跡が見られるとウルムチで知り，とりあえずジムサまでバスで行ってあとはタクシーでも拾えばなんとかなるだろう，とかなりいい加減な計画でしたが，本当になんとかなりました（笑）
遺跡は城壁が残るだけでしたが，版築がきれいに残っていました。城内ではロバが草を食んでいたり，藁が日干しされていたりと，よもや千年以上昔に血みどろの戦争が行われていたとは思えないのどかな風景でした。
遺跡は城壁が残るだけでしたが，版築がきれいに残っていました。城内ではロバが草を食んでいたり，藁が日干しされていたりと，よもや千年以上昔に血みどろの戦争が行われていたとは思えないのどかな風景でした。
帰ってきました～！いやはや，なかなかわたし的に楽しい経験盛りだくさんの旅となって，大満足。
まず最初は飛行機で（流石に今回は硬座ではない）ウルムチへ。やはり新疆，道を歩く人の顔つきががらりと変わって彫りの深いエキゾチックな感じのウイグル族などの比率が多くなり，モスクもあちこちに見られました。
ウルムチでの目的はやはり羊肉！夜店が出る二道橋というところへくりだし，本場の羊肉串とビールで幸せいっぱい。新疆はビールも美味しく，「新疆ビール」と「烏蘇ビール」が主流です。夜店では串のほかにも丸焼きも含め，いろいろな部分の羊肉が売られていたのですが，なんと頭部の姿蒸し（？）まであったのには驚きました。最初は何かよくわからず，売り子のお兄さんにカバーをとって見せてもらったら，桶いっぱいに羊の頭が並んでいて，思わずコシが抜けそうになりました。これは流石に食べられませんでした…（涙）
まず最初は飛行機で（流石に今回は硬座ではない）ウルムチへ。やはり新疆，道を歩く人の顔つきががらりと変わって彫りの深いエキゾチックな感じのウイグル族などの比率が多くなり，モスクもあちこちに見られました。
ウルムチでの目的はやはり羊肉！夜店が出る二道橋というところへくりだし，本場の羊肉串とビールで幸せいっぱい。新疆はビールも美味しく，「新疆ビール」と「烏蘇ビール」が主流です。夜店では串のほかにも丸焼きも含め，いろいろな部分の羊肉が売られていたのですが，なんと頭部の姿蒸し（？）まであったのには驚きました。最初は何かよくわからず，売り子のお兄さんにカバーをとって見せてもらったら，桶いっぱいに羊の頭が並んでいて，思わずコシが抜けそうになりました。これは流石に食べられませんでした…（涙）
７月末から8月初めにかけて日本でわたしが所属する大学の先生と後輩が北京にやってきて，またしても故宮と天壇に行ってきました。いやはや真夏の故宮はかなりツライです。ちょうどお昼に行ったのですが，さすがに暑くて先生もバテ気味で（だって背広にネクタイなんですもん），故宮内のスターバックスで一休み。ガイドブックにもスタバがあって休めるなんて書いてありますが，このスタバはお土産屋さんの片隅にちょこっとあるだけで，テーブルも２つしかなく，ほぼイスとりゲーム状態ですので気をつけましょう。
北京に１年間留学したことのある知人は故宮・長城等を15,6回は案内したと言っていましたが，これって1ヵ月に1回は必ず行っているということでは…
北京留学にはこんな面もありますが，いろんな人が訪ねてきてくれるのはなかなか嬉しいことです。
有朋自遠方来，不亦楽乎
ところでお知らせです。明日から学生の特権をフル活用で，現在蝗が大発生中の新疆へ遊びに行って来ます（笑）よって18日頃までブログを更新できませんのであしからず～！
北京に１年間留学したことのある知人は故宮・長城等を15,6回は案内したと言っていましたが，これって1ヵ月に1回は必ず行っているということでは…
北京留学にはこんな面もありますが，いろんな人が訪ねてきてくれるのはなかなか嬉しいことです。
有朋自遠方来，不亦楽乎
ところでお知らせです。明日から学生の特権をフル活用で，現在蝗が大発生中の新疆へ遊びに行って来ます（笑）よって18日頃までブログを更新できませんのであしからず～！
夏といえばビアガーデン！というわけで，徳勝門の上にあるビール城に行ってきました。再建されたものとはいえ，歴史文化財の上でビールが飲めるなんてなんだか面白かったです。日本でたとえれば，大阪城の天守閣がビアガーデンになっているような感じでしょうか（笑）雰囲気もよく，値段もリーズナブル（燕京ビール生ジョッキ1杯4元）でこの夏の超お気に入りの場所です。