走馬観花~我還在北京

只今北京留学中。ってまだ北京におったんかいな!?
気が向いたら過去の分も差し込んでます(笑)

亀の甲羅ゼリー

2004年11月25日 | 吃的東西
今回始めて北京のイトーヨーカドーに行ってきました。現在日本食品フェアーをやっているらしく,なつかしいものをたくさん見かけました。友人はみりんを,わたしは梅酒や納豆などを買いこみました。
デザートコーナーで,友人が手にとったもの,それは「亀苓膏」。主要材料に「亀板」とあり,これは亀の腹部の甲羅のことで,なんでも美容によろしいらしい。美容については悩み多き年頃(?)なのでわたしもつい衝動買いしてしまいました。早速食べてみたのですが,ふたを開けるや薬屋さんの漢方コーナーのような香りが…。味についても,いかにも漢方という味で苦い!デザートというよりはまさに薬でした。しかし美容のためなら完食できてしまう自分が恐ろしい…。

秋の味覚

2004年11月09日 | 吃的東西
昨日は久々に相互学習をしました。なんだかんだと忙しくて李さんと会うのは1ヶ月ぶり。彼女も今年卒業なので就職活動や論文で大忙しだったようです。
その彼女から「ちょっと実家に帰ってたの」と,柿をいただいてしまいました。庭に柿の木があって,いっぱい持って帰ってきたそうです。どうやら柿もいろいろな種類があるらしく,いただいた2種類のほかにも,平たいものとかあるようです。実際食べてみると,中国の柿は日本のものより柔らかくて甘い気がします。また,「熟してない柿はりんごと一緒に置いておくと甘くなるのよ」と,豆知識まで教えてもらいました。

秋の山寺~戒台寺・潭柘寺・法海寺

2004年11月05日 | 出去郊区&旅行
山東から帰ってくるや,日本から知り合いの先生が北京にいらっしゃったのでその同行の任についておりました。その先生が西の郊外門頭溝区の戒台寺,潭柘寺,法海寺に行くというのでタクシーをチャーターして一緒に行ってきました。平日だったうえにすでに観光シーズンはやや終息気味になったせいか,軒並み観光客は少なく,静かな山寺の雰囲気を楽しめました。
戒台寺は松の老木がたくさんあることで有名。なかの仏像や建築も中国式のギラギラしたものは少なく,侘び寂びのある日本人好みの寺院でした。潭柘寺(写真)には泉があって,昔ここから宮廷にお茶用の水が運ばれたとあり,またそこではお茶館もありました。時間があれば紅葉のなか,ゆっくり飲みたかったです。最後の法海寺は,有名ではありませんが,明代の仏教壁画が残っていて,それがまた素晴らしい!門票20元(学生半額)はかなり安いです。さらに敦煌の営利主義とは大違いで,壁画をみるときの懐中電灯も無料で貸してもらえました。一見の価値ありです。

山東出張~青島

2004年11月05日 | 出去郊区&旅行
済南から青島まで火車で5時間あまり。済南の印象は北京とさほど変わらない感じでしたが,青島は大違い。ここはドイツ風建築と美しい海岸,美味しいビールで有名ですが,実際に行って思ったことは,なんといっても空気がきれいで息がしやすい!と,まあこれは日常生活を北京みたいなホコリっぽーいところで暮らしている者の感想なのですが。あと,ジャスコがあったことに感動しました(笑)
観光地は少し回っただけでしたが,八大関景区にある花石楼の付近ではたくさんの新郎新婦に会いました。どうやらここは結婚写真のメッカのようで,さまざまなポーズで写真を撮る新郎新婦でひしめいておりました。見ているとすごく大変そうでしたが,独り寂しくデジカメ片手に観光しているわたしなんかよりはよっぽど幸せそうでした…ぐすん。

山東出張~済南

2004年11月02日 | 出去郊区&旅行
ここ1週間ほど老師のお言いつけで済南と青島にいってきました。済南ではわりと忙しかったのですが,それでも千仏山や山東省博物館へ遊びにいくことができました。とりわけ済南で見たかったのは黄河。
河といえばどこでも渡れると思いがちですが,黄河はそうもいかず,古代から渡れるポイントが決まっていて,当然そこは交通の要衝となるわけです。また,全部ではないのですが,大きな河には「浮橋」という,船をいくつもつないだ橋がかけられます。これも古代からある方法で,その現代版が済南にあると聞き,ちょっと遠かったのですが頑張っていってきました。本当はバスでいける地点だったのですが,あともうちょっと,というところで道路工事。強制的にバスから降ろされてしまったので仕方なく輪タクを捕まえ,道無き道を迂回していってもらいました。着いて黄河を見たときは,はるかチベット方面から流れてきた黄色い河に,ひとり感動しておりました。