走馬観花~我還在北京

只今北京留学中。ってまだ北京におったんかいな!?
気が向いたら過去の分も差し込んでます(笑)

洛陽硬座旅行 おまけ

2004年07月28日 | 喜歓的東西
洛陽旅行中,とてもステキなごみ箱をみつけてしまいました。これは白馬寺の入り口前に設置されておりました。あまりのステキさに白馬寺の印象がややかすんでしまったくらいです。
これの後ろ半分はなぜか全部水色一色に塗られており,作者の意図をぜひ伺ってみたい一品でした。
洛陽もなかなかあなどれません。

洛陽硬座旅行 其の肆~龍門石窟・香山寺・白園

2004年07月28日 | 出去郊区&旅行
千唐誌斎のあと,一旦洛陽市内にもどり,そして南の龍門へ。ここは有名な龍門石窟のほか,白居易ゆかりの香山寺と彼の墓がある白園があり,これらはひとつの景勝地区となっています。この地区を東西にわけるように伊河という川が流れており,大同の雲崗石窟とは違った景観が見られます。
この日は天気がよく,また昼頃に行ったため,36度近い気温の中炎天下を延々と歩くことになってしまって,最後の方はもうどの石窟も同じように見えてきてしまいました(笑)でもやはり北魏のものと唐代のものは仏像の顔や体形も異なり,嗜好の変化ははっきりと伺えます。
しかしこのトシにしてめちゃくちゃ焼けてしまって現在非常に焦っております…

洛陽硬座旅行 其の参~新安千唐誌斎

2004年07月26日 | 出去郊区&旅行
洛陽2日目の午前は洛陽西の新安県鉄門鎮にある千唐誌斎へ。最初は予定になかったのですが,タクシーが安かったのと,朋友も興味があるということで行くことができました。
ここは,張鈁という人の庭園の一部で,現在は彼が集めた墓誌銘の博物館となっています。珍蔵される墓誌銘は1400件余りで,そのうち唐代のものが1191件あり,よって「千唐誌斎」と呼ばれるそうです。いちばん驚いたのは,墓誌銘の展示の方法で,建築物の壁に埋め込まれていたことです。複数の部屋があり,それら部屋の壁にびっしりと墓誌銘が並んでいました。ここの墓誌銘については本でみたことがあったのですが,実際に来ることができてとっても感動しました。

洛陽硬座旅行 其の弐~孟津王鐸故居・古墓博物館

2004年07月25日 | 出去郊区&旅行
光武帝陵のあと,タクシーをかっ飛ばして洛陽北の孟津にある明清時代の書道家王鐸の故居へ。ここは明清時代の建築・庭園が再現されていてAAA級旅游景区に指定されています。でも行って見るとすっごく新しくてまたもやがっくり。調度品などは古いものが置いてあったりするのですが,建物自体がぴかぴかで,なんだかなーという印象でした。このあと洛陽に戻る途中,畑の中に古墳群を発見。タクシーの運ちゃんによればちゃんと保護しているとか。でもいつの時代の誰のものかはさすがに知らないということでした。
そして次に古墓博物館へ。ここは邙山冢頭村(北魏宣武帝の陵墓があるところ)にあります。建物は地上ホールと地下ホールに分かれていて,前漢から宋までの古墳が移築復元されていて,実際に墓の中に入って参観することができます。副葬品の鎮墓獣・明器類もそのままに設置されていて,とても面白かったです。さらに前日の大雨のせいか,地下ホールは雨漏りがひどく,たらいや洗面器があちこちに置かれていたのもある意味面白かったです。

洛陽硬座旅行 其の壱~白馬寺・後漢光武帝陵

2004年07月24日 | 出去郊区&旅行
引越しの片付けもそこそこに,中国朋友と洛陽に行ってきました。北京から特快で8~9時間。まさかこのトシで硬座旅行するとは思いませんでしたが,これが当然と思っている朋友に「寝台にしよう」とも言い出せず,往復ともに硬座となってしまいました。コシがまだ痛い…(笑)
到着日はまず白馬寺・後漢光武帝陵へ。白馬寺は後漢に建てられたという古刹です。テレビの時代劇にもよく登場しています(たとえば唐代の太平公主がらみとか)。なぜか岡山県と友好があるらしく,寺院内には岡山県から贈られた鐘とか日中友好の碑が建っておりました。後漢光武帝陵では,まさに最近造りましたといわんばかりの神路にまずがっくりと肩を落とさせていただきました。内部では墳墓を中心に公園となっていて,小山状の墳墓の上に登れるようになっていました。頂上には,五銖銭をデザインしたコンクリのレンガが敷かれており,説明の看板には,後漢の光武帝は五銖銭をはじめた偉大な皇帝であり中国の経済発展に寄与したみたいなことが書いてあって,ちょっとため息がでてしまいました。

搬家

2004年07月20日 | 其他
おととい部屋を引越ししました。同じ留学生楼の建物内で部屋を変えただけですが。今度は一人部屋となりました。以前はベトナム人と一緒で,彼女はとてもよかったのですが,次の学期から卒業年で,部屋を一人で使用することができ,わたしは絶対に引越ししなければいけなかったのです。
ロシア系の留学生と同室になった日本人はことごとく関係破綻していたりと,同室選びは大きな問題です。もう考えるのが面倒だったのでちょっとお高いけど一人部屋にしてしまいました。1日65元。この値段だと,外のアパートを借りたほうが安い場合もあります。中国では1Kや1DKのアパートは少ないようで,結局外に住んでも同居人を探すことになるようです。

山田さんのおきみやげ

2004年07月17日 | 奇怪的東西
中国の学校は,一般9月入学,6月卒業です。お隣の山田さんも6月末に帰国してしまいました。帰国前日まで友人宅でお別れ会を開いていたということで帰国準備もあわただしかったようです。「これ,いらなかったら捨てて構いませんから!」と不用品を箱詰めで頂きました。
今回わたしも引越しとなり,準備をしていたところ,ずっと忘れていた山田さんの箱を開けることとなりました。中には文房具や体重計など,有用なものもあったのですが,最奥から出てきたモノは…。おそらく豚が馬蹄銀を持っていることからすれば,金運を招く類の置物だとは推測できるのですが,如何せん,顔が凶悪すぎて金運も逆に逃げてしまいそう。山田さんが何ゆえこれを購入したのか,今となっては知る由もありません…

導游 3日目~天安門・故宮・景山公園

2004年07月14日 | 在市内散歩
やっぱりここも第一回目の北京観光ルートからは外せない地点です。故宮はわたしも久々に入ることとなりました。土曜だったので前日の長城とはうってかわって観光客であふれていました。また,故宮の建物の西側は現在修築中で,ちょっと興ざめしてしまった点は残念でした。
この日は雨が降る兆候として,朝から空気が真っ白。景山公園からの風景もまるで霧に包まれたかのようになってしまいました。せっかく友人たちにさっき歩いたばかりの故宮を見渡してほしかったのですが…。夕方にはやはり土砂降りの大雨となってしまってレストランはキャンセル。でも友人たちのホテル内に美味しい広東料理の店が入っていたので助かりました。

導游 2日目~慕田峪長城

2004年07月13日 | 出去郊区&旅行
やはり長城に行きたいとのリクエストがあったので,2日目は慕田峪長城へ行きました。長城ならどこでも可と言われたことと,わたしも行ってみたかったのもあったのでここを選んでみました。まずタクシーを500元で1日チャーター。市内中心から約2時間ほどで着きました。
慕田峪は北京の3つの長城のうち,もっともマイナーで,期待通り観光客はとても少なく(日本人は我々のみ),写真も撮り放題でした。天気もよく,風景も緑が美しく,なかなか好印象でした。しかしかなり日焼けしてしまったのがちょっと失敗…

導游 1日目~天壇公園・湖広会館

2004年07月12日 | 在市内散歩
友人2人が北京にやってきました。北京は初めてということで,ガイド役をおおせつかり,彼女たちとここ3日ほど北京観光してきました。
1日目は天壇公園と湖広会館の京劇鑑賞。待ち合わせ時間が不慮の事故で1時間遅れたため,タクシーをかっとばし,先に京劇のチケットを買って,その後天壇へ。天壇に着いたのがすでに4時を回っていたため,大急ぎで有名どころへ直行したのですが,以外に時間が余ってしまって2人にちょっと申し訳ないことをしてしまいました。晩ごはんは天壇南門にあるちょっと有名なシャブシャブ屋さんへ。その後ふたたび湖広会館へ。演目は「覇王別姫」と孫悟空が出てくる「閙竜宮」。外国人向けのわかりやすいものだったので素人のわたしにも楽しめました。