光武帝陵のあと,タクシーをかっ飛ばして洛陽北の孟津にある明清時代の書道家王鐸の故居へ。ここは明清時代の建築・庭園が再現されていてAAA級旅游景区に指定されています。でも行って見るとすっごく新しくてまたもやがっくり。調度品などは古いものが置いてあったりするのですが,建物自体がぴかぴかで,なんだかなーという印象でした。このあと洛陽に戻る途中,畑の中に古墳群を発見。タクシーの運ちゃんによればちゃんと保護しているとか。でもいつの時代の誰のものかはさすがに知らないということでした。
そして次に古墓博物館へ。ここは邙山冢頭村(北魏宣武帝の陵墓があるところ)にあります。建物は地上ホールと地下ホールに分かれていて,前漢から宋までの古墳が移築復元されていて,実際に墓の中に入って参観することができます。副葬品の鎮墓獣・明器類もそのままに設置されていて,とても面白かったです。さらに前日の大雨のせいか,地下ホールは雨漏りがひどく,たらいや洗面器があちこちに置かれていたのもある意味面白かったです。