走馬観花~我還在北京

只今北京留学中。ってまだ北京におったんかいな!?
気が向いたら過去の分も差し込んでます(笑)

風邪ひきました

2005年02月24日 | 在市内散歩
じつは13日に北京へ帰ったあと,浙江での強行軍が祟ってず~っと風邪ひきっぱなし。「ハナミズ製造機」と化しながらブログを更新しておりました(涙)いったん治りかけたのですが,おとといあたりから雪が降って寒くなったためか,今度は咳がとまらなくなり,観念してSOSインターナショナルクリニックへ行ってきました。
帰りがけ,亮馬河が凍っているのを発見。河上に足跡もあり,「歩いて渡れる!?」と喜び勇んで河岸に下りていったのですが,ところどころ氷が溶けている感じ。ここで渡ってしまってこのブログのためにいい写真を撮るか,はたまた,河にドボンでSOSの山下先生に怒られるかの選択にかなり悩んだのですが,やはり山下先生を怒らせるのはコワイ,ということで断念(笑)

春節浙江古鎮めぐり~紹興県柯岩風景区

2005年02月12日 | 出去郊区&旅行
次の日は同じく紹興の柯岩風景区へいってきました。ここは「国家首批AAAA級旅游区」に指定されており,柯岩景区・鑑湖景区・魯鎮景区の3つの風景区が一緒になっている大規模な観光地です。おかげでなんと門票100元!敦煌の莫高窟と同じ金額ですよ!風景区ごとの別売りはなく,さらに学生票もなく,絶対に100元払って3つとも見なくちゃいけないようになっていたため,仕方なく払いました(怒)莫高窟も故宮も学生票あるのに~!
それで何があるかといえば,柯岩景区には大きな岩場があり,古代から石切り場となっていて,人工的に削られて残った塔状の岩や,大仏,滝,洞窟などがありました。鑑湖景区は湖のなかの島に船で渡れるようになっていて,石の橋や舟を繋いだ浮橋を渡ったりもできました。魯鎮景区は,魯迅の故郷がここだったらしく,魯家祀堂などがありますが,しかし大方は古い建物を新しく作った水郷地帯の町並みで,はっきり言ってただの土産物屋街でした。がんばって魯迅と関係づけようとしているのか,街のあちこちに阿Qの銅象が立っていたのには苦笑。
終始,なんだかなーって感じでした。まったく紹興って街は魯迅で金儲けしまくりですよ!

春節浙江古鎮めぐり~紹興市安昌(2)

2005年02月11日 | 出去郊区&旅行
ここは観光地にもかかわらず,店の軒先には売り物の魚や肉の干物の隣に洗濯物が干してあったり,観光客を乗せる船が走る河ではおばちゃんが洗濯してたり,飲み屋ではおじーちゃんたちが店のテレビ見ながらお茶を飲んでいたりと,住民の生活と一体化していて,素朴な感じでよい印象でした。あとで紹興市街の魯迅紀念館のあるあたりに行ったのですが,そこがあまりにも整備されたお土産屋さん街になっているのをみて,やっぱり安昌はいいな!と再確認してしまいました。

春節浙江古鎮めぐり~紹興市安昌(1)

2005年02月11日 | 出去郊区&旅行
寧波で雪にやられた翌日,負けてたまるかと紹興に繰り出しました。目的は紹興市の西北にある安昌鎮。わりと簡単にバスで行くことができました。
ここは河に沿って古い木造の店舗が立ち並び,石畳の細い路地(弄堂)がうねうねと走っている水郷古鎮です。古い博物館化した建築物に入場する以外門票はなく,普通に通り抜けることができるあたり,とても良心的。

春節浙江古鎮めぐり~寧波 天一閣

2005年02月10日 | 出去郊区&旅行
ぬうう,こんなことなら大人しく最初から寧波市街の観光名所を回っていればよかった!と,あわてて市街に移動したものの,すでに午後4時ちかく。天一閣を訪れるだけで精一杯でした(涙)
天一閣は明代の範欽というお役人さんの蔵書楼で,30万以上の蔵書があったとか。現在,蔵書自体はないのですが,ここの建築・庭園もすばらしく,故宮にある文淵閣など宮廷内の蔵書楼はこれに模して作られたそうです。
やはりこの日は寧波市街も大雪でした。鎮海ではひどい目にあったと思っていたのですが,ここでは美しい雪の庭園が見られて超ラッキー!なかなか雪の天一閣なんて見られませんもの。それからここに入場するとき,「もう終いがけだから」と,門票をタダにしてもらっちゃったんです!
いや~,「禍福は糾える縄の如し」,「人間万事塞翁が馬」ってことですね~!(笑)

春節浙江古鎮めぐり~寧波市鎮海

2005年02月10日 | 出去郊区&旅行
8日の夜から9日の明け方にかけて買い込んだ爆竹をかかえて「お目付け役」の後輩たちといっしょに(わたし一人では何をしでかすか心配だったらしい)街をうろうろ。9日午前0時はいっきに爆竹・花火が鳴り響き,まるで空襲にでもあっているかのような騒ぎで,コーフンしまくりました。わたしも爆竹をすぱぱーんと鳴らしまくり,なーんか日頃のフラストレーションもすっきり!てなわけで9日春節当日はお休みして10日に杭州の東,寧波を攻めてみました。
まず午前中は鎮海へ。ここは舟山列島と連絡する港であり,甬江の河口に招宝山風景区があります。招宝山は明代に倭寇の攻撃に対抗するために設けられた砦,威遠城があり,山のふもとには清末のフランスとの戦争時に設けられた安遠砲台(写真)が残されています。また鎮海口海防歴史紀念館があり,どのように外敵と戦ったか,さまざまな展示がされていました。
この日の天気は超最悪の猛吹雪で,本来なら山上の塔から海や河口を一望できるはずだったのですが,なにもかもまーっしろ!あまりの寒さで携帯電話が自動的に電源を切ってしまうし,なんじゃこりゃー!でした。招宝山の西に唐代からあるという石造りの防波堤,後海搪があったのですが行く気力も奪われ,すごすごとバス停にもどってきてしまいました…(涙)

春節浙江古鎮めぐり~富陽市龍門

2005年02月08日 | 出去郊区&旅行
廿八都からがんばって杭州に帰った次の日,さっそく杭州西南の富陽市にある龍門鎮へ行ってきました。ここは三国志で有名な孫権の故郷で,孫権の子孫の皆さんが住んでいるところです。鎮には約7000あまりの人がおり,そのうち90%が「孫さん」だそうです。鎮には孫氏宗廟があって,孫権からのご先祖さまを祀っていました。また明代から民国期の庁堂等の建築物をみることができます。
ガイドさんによると,ここの人たちの副業はバドミントンのラケットのガット張りだそうで,普段はおばあちゃんから子供までみんなしてガットを張っているとのことです(笑)

春節浙江古鎮めぐり~江山市廿八都(2)

2005年02月07日 | 出去郊区&旅行
建築様式もまた北方や南方の様式が融合されて独特のものとなっているそうです。古い家の玄関口の上には豪華な木彫がほどこされたのき(?)があり,その木彫の人物の表情がとってもいきいきしていて,また家ごとに異なったデザインで,感嘆モノでした。
しかし春節直前に訪れたため,服務員の人たちが全員帰省してしまって,メインの文昌閣が閉まっていたのにはみんなしてがっくり。せっかくこんな遠くまできたのに!!!また有名な古建築の橋も,近年の台風で新たに建てなおしになったとかで,ビミョーに新しいものになっておりました(涙)