走馬観花~我還在北京

只今北京留学中。ってまだ北京におったんかいな!?
気が向いたら過去の分も差し込んでます(笑)

徐悲鴻紀念館

2004年05月31日 | 在市内散歩
今日は馬の水墨画で有名な画家,徐悲鴻の紀念館に行ってきました。ここは新街口という若者向けの服や靴,カバンなどを売る店が並ぶちょっとした繁華街の一角にあります。紀念館の道を挟んだお向かいは肯徳鶏(ケンタッキー)でした。立地条件といい,門票4元(学生2元)というかなりリーズナブルなところといい,わたし的には良い印象です。
もちろん内容もそれなりに充実していました。徐悲鴻の馬の絵を見ると,よくまあ墨と水と筆だけでこんなに立体的かつ躍動的な馬が描けるものだと感嘆してしまいます。彼はフランスで苦学したそうですが,わたしも苦学すれば…!?

包餃子

2004年05月30日 | 吃的東西
今日は同じ宿舎の友人の学友を先生として,我々日本人数人で餃子を作りました。もちろん餃子の皮も手作りです。宿舎の共同キッチンを占拠し,皮係・餡係・雑用係に分かれて皮をこねたり白菜をみじん切りにしたり。わたしは用事があって途中で抜けねばならなかったので,応援係としてみんなの奮闘振りを写真に撮っておりました(笑)
用事が終わって帰ってきたら,ちゃんとわたしの分の餃子を残してくれていました。こんなことならちゃんとお手伝いすればよかったなあ。スミマセンでした~

展覧会

2004年05月26日 | 在市内散歩
今日は霍くんとその同学たちとみんなで中国美術館で行われている、書道の展覧会に行ってきました。中国美術館は彼ら曰く、北京で一番大きな美術館だとか。確かに5つ6つほどの展覧会が同時に開かれていました。
書道についてはまったくの素人のわたしにとっては中国画家の白雪石の展覧会がいちばん良かったです。霍くん曰く白雪石は有名な画家らしく、ここではみんな写真を撮っていました。
でも普通、美術館内で美術品といっしょに記念撮影なんて日本ではありえないですよね…

刀削面

2004年05月22日 | 吃的東西
昨日、用事があって交道口付近へ出かけ、少しだけ鼓楼東大街を歩きました。徳勝門から交道口までの鼓楼東西大街は、北京のゴミゴミした下町の風情が色濃い地点で、お気に入りの場所のひとつです。
歩いている途中、久しぶりに刀削面のお店を発見。刀削面は短いうどんのような感じの麺で、こねられた小麦粉の塊を三日月形の刀で削ったもの。その削る様子がとても面白い。リズムよく削られた麺がぴょんぴょん飛んでちゃんと鍋の中に入って行く様子は見ていて飽きないです。以前旅行で北京に来たときは、街角の小吃店の軒先でよく見たのですが、最近はあまり見かけません。24時間営業馬蘭ラーメンなどに圧されているのでしょうか。
今回は食べられなかったので次回必ず!

博物館の日

2004年05月19日 | 在市内散歩
5月18日は「博物館の日」で、多くの博物館の門票が無料または半額になります。さすがに故宮や首都博物館は平常通りでしたが、何らかの催し物があったようです。たまたまわたしも霍くんも午後授業がなかったので、一緒に建国門の古観象台とその北の智化寺に行ってきました。
古観象台は現在メインの高台は修理中で結局登れず、下の施設を観覧するのみでした。このあと、智化寺に向かったのですが、途中、禄米倉という通りが感じのいい胡同で、きれいな石彫が残る家を発見しました。智化寺は明代の木造建築が残る寺院で、古い宮廷音楽が残っていることでも有名。我々が参観したときちょうど練習中だったのか、それ風の音楽が聞こえました。ここもある部分修理中でしたが、美しい仏像や木彫を見ることができました。
平日であったことと、それほど派手に宣伝もしていなかったので、思ったより人が少なかったです。それもあって今日はなんだかトクした気分。

京劇がやってきた

2004年05月18日 | 喜歓的東西
京劇振興のため、北京を中心とするいくつかの大学を巡業している団体の京劇がわたしの大学にもやってきました。演目は「李逵探母」「楊門女将・探谷」「将相和」の3つ。一般の中国人学生向けなので入場料はなんと無料。ただし学校の設備なので、マイクの音が割れたりもしましたが、笑いあり、涙あり、アクションありで十分満足できました。
京劇はこちらではテレビで頻繁に見ることができるのですが、やはり生演奏にはかないません。あのジャンジャンジャンジャン…というシンバル(?)の音が聞こえてくるとドキドキしますね!

中国三線(三弦)

2004年05月15日 | 喜歓的東西
今日は沖縄復帰32周年だということもあって、去年上海で買った三線を久し振りに取り出してみました。日本にいたときちょっとだけ三線をならったことがあり、上海に遊びに行って、楽器屋さんで衝動買いしてしまいました。北京で見かけたときは値段が2、3000元と高かったのですが、上海では700元程度で買えました。わたしが持っていた日本の三線よりも棹が長くて胴が小さく、からくいの位置もウーヂルとミーヂルが逆。
留学当初は中国三線を習おうと思っていたのですが、二胡や月琴に比べるとマイナーな楽器のようで、北京ではあまりみかけません。教えてくれるところも未だに知らないので、結局日本の曲をつま弾く程度になってしまっています。なんだかもったいない…。

中国紫檀博物館

2004年05月14日 | 在市内散歩
ここ数日ゴロゴロしっぱなし。これではイカンと外に出ることにしました。行先は中国紫檀博物館。地下鉄一号線の最東駅、四恵東駅下車、徒歩10分のところにあります。駅からてくてく歩いていくと、なんだかケバい建物が見えてきて、「もしや…」と思えば案の定、目的の博物館でした。
ここは香港の女性大富豪による私設博物館で(当人が館長)、5年前にできたばかり。主に明清時代の紫檀などの名木でできた家具が展示されています。さすが門票50元もとるだけあって、その調度品の細工は美しかったです。清明上河図を浮き彫りにした紫檀の衝立にはちょっと驚いてしまいました。
しかし、最上階のコーナなど、館長のおばちゃんの写真や肖像画がいっぱい飾ってあったのには閉口。私設博物館なので仕方ないのでしょうか。ロベカルといっしょに写ってる写真はいったい…!?

羊肉串と燕京ビール

2004年05月10日 | 吃的東西
昨日の夜、隣の山田さんに誘われて羊肉串を食べにいきました。大学の近所に、珍しく自分で串を焼けるという留学生の間でも有名なお店があります。夏になると店の前の駐車スペースにもテーブルが置かれ、ちょっとしたビアガーデンになるそうです。
羊肉串は新彊料理のひとつですが、とくに清真寺(イスラム寺院)の周りでは、ウイグル族の人が経営する新彊料理のお店が多く、串だけではなくトマトソースの麺などいろいろな料理が食べられます。北京では牛街のあたりが有名。
羊肉串には北京の地ビール燕京啤酒!この組み合わせがわたし的には最高です。燕京啤酒は味の薄いビールで、青島や三得利(サントリー)に比べれば美味しくないのですが、羊肉串を食べる際にはこの味の薄さがピッタリ。この日も2人でぐいぐい飲んで食べまくってしまいました。

癒しの珍珠ナイ茶

2004年05月08日 | 吃的東西
ちょっと心が疲れたとき、必ず買ってしまうのが珍珠奶茶。ゼリーとモチの中間の弾力性をもつ黒い珍珠入りのミルクティーで、紅茶の他に、香芋・木瓜・いちご・珈琲などなど種類は豊富。わたし的には香芋がサイコーに美味しい~。直径6~8㎜ほどの珍珠が通るような太いストローで飲みます。元来これは台湾のモノだと思うのですが、今では中国主要都市では必ずお店があるのではないでしょうか。日本でも飲んだことはありますが、こちらでは1杯3~5元(42~70円)。
老師の課題に追われたとき、毎日通ったので、お店のお姉さんにも顔を覚えられてしまいました。混んでいないときに行くと、珍珠をちょっと多めに入れてもらえたりします。でもじつは珍珠が多すぎるのもイマイチ宜しくない。奶茶を飲み干して珍珠が残ってしまったりするのはわたし的に許せません。この珍珠と奶茶の量の微妙なバランスも大切なのです。また、珍珠が柔らかすぎるのも最悪。西単で買ったものはかなり許せませんでした。
これを飲んでいるときが至福のひととき。先輩にデブになるぞと脅されてもこれはやめられませーん。