二川幸夫先生のご逝去を悼みます

建築写真家の二川幸夫（ふたがわ・ゆきお）先生が、５日にお亡くなりになったことを今朝の新聞で知りました。

二川先生の写真展については、１月１２日のブログに書きました。

昭和７年生まれの氏が、２０歳前後に撮ったモノクロ写真の日本の民家２８０点の内、現在も開かれている展覧会のために選んだ７０点余りの作品が展示されていると。そして、そのうちの一点が、我が家の大元のご本家の写真であるということ。

内覧会で言葉を交わすことが出来た喜びもつかの間、あっという間に光となられてしまいました。

どのようにして、あの位置で撮ることができたのか、お伺いしたいと思っていた矢先でしたので、とても残念です。

しかし、作品は永遠に残ります。日本の原風景がぎゅっと詰まった写真集を入手することが出来て嬉しく思います。


二川幸夫・建築写真の原点 日本の民家一九五五年


展覧会は、３月２４日（日）まで開催されております。


先生のご逝去を悼み、謹んでお悔やみ申し上げます。



ユラーナ