攻殻機動隊は士郎正宗による漫画とそれを利用した押井守の2作が存在すると思うが、その押井守バージョンをベースにするのはいいが、結局何をしたいのかわからない映画になってしまった。
草薙素子は過去の自分を求めるが故に義体の現在に疑問を持っているわけではなかったのに、映画ではそこをわかりやすいストーリーにする為にありがちな展開にしてしまった。誰も桃井かおりの母親役なんて見たくないって。
原作はネットと人の融合を描いていたが、それはさすがに急進過ぎたか明らかに否定していたな。その時点で攻殻ではないんだがな。
攻殻機動隊の要素をつまみ食いして、押井守版をもっとわかりやすくアメリカ人にもわかりやすい映画にしよう!的なだけで、これに1800円も払って映画館で観るととても損した気分になるだろう。
ほんとにな、no more 劣化実写化!だ。
アニメ化や実写化を有難がるとかほんと勘弁。
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りゅーげん
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