つれづれ日記

心と目の記録

軽井沢」の思い出

2020-11-07 10:31:10 | Weblog
1948年8月に写生した油絵 雲場の池



私がかってご指導いただいた下総中山駅前のパソコン教室のブログをいつも拝見しています。
昨日 「下総悠歩道」様のブログで軽井沢の旅の何枚もの画像を楽しく拝見しました。

1948年の8月下旬に日本女子大の軽井沢の寮での夏期講習に参加しました。
1945年8月、第二次世界大戦で敗戦した日本の食量事情は厳しく
3年後でも少しのお米の配給でかろうじて生きる時代でした。
夏期講習にはお米を持参、お菓子は全く売っていない時代で
配給のメリケン粉でおやつを作り持参したのです。
講習が終わり雲場の池を散策、私は油絵の道具を持参したので
雲場の池の前に三脚を立てて写生をしました。
当時観光客など来ないので人道りはなく落ち着いて描くことができました。
正面のこの場所以外は日本人は池の周囲を歩くことが禁じられていました。
自由に住んでいるのは駐留米軍関係者ばかりです。

1997年と98年の夏に友人の別荘に招ばれた時に池の周りを散策しましたが
池は濁って周囲の木々はおい茂り、何の趣もなくがっかりしました。

この絵は池に雲が美しく映った昔の様子が描かれて、まさに雲場の池です。

(画題の字が大きすぎてしまいましたが、もういじるのをやめます。)

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