←一昨日、舞木検査場より大江駅まで回送され、昨日付けで廃車になった名鉄パノラマカー7037F。
同車は、東名古屋港駅の東約300m、名古屋臨海鉄道連絡線と平面交差する側線に留置され解体が始まりました。手前の2両は7037と7058、奥に7157と7038。
午前11時前に着いたときには行き先表示器、幌やヘッドライトなどはすでに外されており、窓ガラスの外枠を外す工事をやっていました。
↑再度、午後4時ごろに訪れたときには側面のガラスは撤去されていました。
先頭車は27年、中間車は45年の活躍、長い間ご苦労様でした。
午後2時33分にJR貨物のDE10 1725に牽引されJR豊川駅より笠寺駅に到着した名鉄の新造車2209F。
←同46分に名古屋臨海鉄道のディーゼル機関車に牽引されて、反対方向の同鉄道線を経由して名鉄線に入る。
編成は、2209-2259-2409-2459-2359-2309。
連結器は、甲種回送上M式ではないので、これはこれで貴重なショットかも…。
7037Fに代わって今後の活躍を期待したいものです。
名鉄沿線に居住する事40数余年、子供の頃よりのあこがれ「赤い電車」パノラマカー。
今は亡き父が、小生が小学校の低学年の頃より身分不相応のマイカーを所有していたため、どこに行くにも車だったことと、今でこそミュースカイ特急も停車する最寄り駅も、学生時代は準急までの停車駅のため、パノラマカーにはほとんど乗れませんでした。
当時は緑色やクリーム色の電車が多い中で、時々走って来る、「赤い電車」はスマートで斬新なデザインという事もあり、近所の悪ガキにとっても一種のステータスでした。「昨日、乗ったぞ!」などど、自慢の種でもありました。
愚息たちも「パッカー」といって、親子二代の大ファンです。一番前の席に座れると、たいへん喜んでおりました。独特のミュージックホーン。前面の何も遮るもののない、視界の良さなど、いい電車でした。これからも出来るだけ、乗ってみたいですし、写真ももっと増やしたく思っております。
パノラマカーには、ちょっと入れ込みがはげしいので、長々とすいませんでした。あと、2年。
なくなるのは本当に寂しいですね。
私も父に連れられて乗った記憶があります。あの感動はいまだに忘れられません。
いままでに数え切れないほど乗りましたが、長年の習性かどうしても先頭車に乗ってしまいます。
あと2年、ほどほどに「追っかけ」したいと思います。