今日、午前9時13分ごろ県営名古屋空港にて航空自衛隊のF-2B支援戦闘機(43-8126)が、RWY34より離陸して約50メートル上がった直後機首より激突(写真は2004年1月30日撮影)。
はずみで機首を上げた際、接地した後部エンジン付近より出火、燃えながら滑走路をはずれ脇の緑地帯まで滑り、停止後も炎上する事故がありました。
乗員2名は停止後、緊急脱出したが重軽症。
同機は、2004年2月に完成し航自に納入、今年5月まで宮城県の松島基地に配属されていて、同型機の事故は初めて。
同機は、三菱重工業小牧南工場にてアイラン中(定期検査)で、この日のフライトプランによると、エアテストで日本海へ行き、帰りにゴーアランドやタッチアンドゴーを行なう予定でした。
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お昼のニュースを見て、昼食を慌ててとり同空港へ向かいました。
14:15より約 一時間滞在し、ターミナル南側駐車場の東方向に事故機は無残な機体をさらけ出していました(画像の悪さはご容赦下さい)。
フェンス沿いには報道陣や野次馬の人がいました(私もその内の一人だが…)。
朝から来ていた友人の話によると、誘導路W-1で同機の転がりを撮影した後、凄まじい音のあと黒煙が見え「事故」と直感し駐車場に来たそうです。
事故後、タワーの無線は「エマージェンシー、エマージェンシー!ファイヤー、ファイヤー」と叫んでいたそうです。
1994年以来13年ぶりに航空機事故現場を見ました。二度と見たくない光景です。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 【11/3追記】 11/2午後10時より機体の撤去作業が始まり、三菱の格納庫へ搬入されました。 中日新聞URL↓ http://www.chunichi.co.jp/article/national/news/CK2007110302061422.html