空輸断念

　四川大地震に於いて中国政府からテントや毛布などの支援物資の提供に際し、自衛隊機による空輸を政府に打診しましたが、政府間協議で民間チャーター機を使用することになりました。

　

　日本から派遣された救助・医療チームに関して謝意を示されているものの、いまだ日中戦争など歴史的背景で反日感情もあり、ネット上で「日本軍はまた中国領土を踏みにじるか」とか「地震よりもひどいニュース」と強い反発があり、中国国民へ配慮したかたちで自衛隊機での空輸を政府は断念。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

　第401飛行隊では、派遣する人選や準備をしていたのに残念。

　現在、創立30周年記念行事に飛行展示する訓練飛行(写真)や硫黄島で展開されているNLP関連の輸送をやっています。

　

　 中国やアフリカの支援も大事だろうが、一番重要なのは日本国民への支援ではなかろうか…。