goo blog サービス終了のお知らせ 

俺のランニング生活

大学で長距離走をやっていました。練習日誌や普段思っていること、自分の陸上競技論を書きます!

あと2本・・・・

2006-06-20 21:02:54 | 日誌(練習日誌)
とりあえず今は1000m×5のインターバルトレーニングをリカバリー200mJOGで全て2分55秒程度でこなせるようになりたいものです。

それが5000mを14分台で走れるようになるための最低条件になるからです。

ちなみに去年の11月に5000mで自己ベスト(15'23"27)を出した5日前の1000m×5(R200mJOG)の練習は

2'56"19(66")2'57"42(68")2'55"18(71")2'56"25(69")2'55"27

でした。この時はすべて2'55"前後で出来たので「14分台が出せるのでは・・・」
という期待がありましたが結果は15'23"27。 やはりリカバリーJOGがもう少し速いペースで出来ていないとダメなのかなと思いました。

今日はポイント練習ということで1000m×3(R200mJOG)をやりました。今日はたったの3本ということで練習量としては少ないのですが、その分きちんと2分台ですべてこなすことが課題でした。

1本目が2'55。まだ一周70秒ペースが以前のような余裕がなく、速く感じました。
2本目が若干ペースが鈍って2'58。
3本目になるとラストということで後輩がペースアップ!400mの通過68秒!この時点で自分は乳酸MAXになってしまい800mの通過が2'23かかってしまいました。しかしそこからなんとか3分は切ろうとペースをあげて2'58でまとめました。

今の自分には3分切りでやるのは3本でめいっぱいという感じです。
これを以前のようにあと2本つづけて出来るようにしたいものです。そしてリカバリーJOGももっと速くして、50秒~55秒程度でこなせるようになれば、5000m14分台で走れる可能性が出てくると思います。


今日の練習

朝練習  JOG60分

本練習 1000m×3(R200mJOG)

2'55"75(62")2'58"27(64")2'58"69

王軍霞がもし5000mをまともに走っていたら・・・・

2006-06-20 05:58:59 | 陸上競技論
女子の1500m~10000mまでの世界記録は2004年に5000mでE・アベイレゲッセ(トルコ)(14'24"68)に破れるまでは全て中国の馬軍団の選手が保持していました。

その中でも王軍霞の3000m(8'06"11)と10000m(29'31"78)の世界記録は女子としては異常なほど高いレベルの記録です。

王軍霞の自己記録
1500m   3'51"92(世界歴代4位)
3000m  8'06"11(世界記録)
5000m  14'51"87
10000m  29'31"78(世界記録)
マラソン 2:24'07"

しかも注目すべき所は単に記録だけではなく、3000mでは1000mごとのラップタイムが2'41"98 2'47"67(5'29"65) 2'36"46(8'06"11) 10000mでは前半の5000mが15'06"後半の5000mが14'25"ということで後半に驚異的なペースアップをしていることです。特に10000mの後半の5000mは当時の女子5000mの世界記録を上回っていました。

しかしこんなに凄い記録をもっている王軍霞でさえも5000mの公式の自己記録ではなぜか14'51"87(1996年に出された記録)にしかすぎません。

1500m、3000m、10000mの記録は93年9月の中国全国運動会で出された記録ですがこの当時の王軍霞の力からすれば5000mの記録も現在の世界記録(14'24"53 M・デファール(エチオピア))をもはるかに上回っていたと考えられます。

そこでもしこの当時の王軍霞がまともに5000mを走っていたらどの程度の記録が出ていたのかを3000mと10000mの記録から計算で予測してみました。

計算方法は次のようにしました

■3000mの記録から予測

①女子3000mと女子5000mの世界歴代50傑に入っている選手のそれぞれの自己記録を調べ、持久係数(5000mの記録を3000mの記録で割った値)を計算する
②10人分の持久係数の平均をだす(1.734396979)
③持久係数の平均を王軍霞の3000m(8'06"11)の記録にかける

■10000mの記録から予測

①女子10000mと女子5000mの世界歴代50傑に入っている選手のそれぞれの自己記録を調べ、持久係数(10000mの記録を5000mの記録で割った値)を計算する
②10人分の持久係数の平均をだす(2.082092966)
③持久係数の平均で王軍霞の10000m(29'31"78)の記録を割る

とすると計算結果は3000mの記録から予測した場合は14'03"1 10000mの記録から予測した場合は14'15"4という結果になりました。

但し10000mの記録は後半を異常なペースアップをしているので、イーブンペースで押していっていたらさらにいい記録が出ていたかもしれません。
また、持久係数はあくまで平均であり、もっと値が小さくなる選手も存在します。 
 
そうなった場合、女子初の13分台も現実のものとなっていた可能性もあります。