孫英傑といえば腕をあまり振らない独特のフォームで有名な中国の選手です。
自分が初めて孫英傑の存在を知ったのは1999年のセビリアの世界選手権のマラソンに出場していた時でした。(この当時は孫迎傑と言う名前でした)このレースは日本の市橋有里選手が銀メダルを獲得したレースでもありましたが、腕を振らない選手が走っているということで不気味な存在に思えたことが記憶に残っています。
孫英傑が一気に世に知れ渡ったのは2002年の釜山アジア大会だと思います。彼女はこの大会で5000mと10000mの2冠をとりました。特に自分が印象に残っているのは5000mで日本の福士加代子選手が1000mを3分位のペースで引っ張ったあとに、まだ残り3000m以上はある距離で400mのペースを急に62秒にあげたことです。その後も彼女は68秒~70秒位のスプリットを刻み続け14分40秒でフィニッシュしました。あのレースはとても衝撃的でした。女子のレースとは思えない急激なペースアップ。これはアジアを飛び出して世界トップレベルの力だと感じました。その力は翌年の世界選手権10000mでの銅メダル獲得で実証されたと思います。
孫英傑
パーソナルデータ
生年月日 1979年1月19日
体重 50Kg 身長164cm
5000m 14:40.41
10000m 30:07.20
10km 32:09
15Km 48:37
20Km 1:07:55
ハーフ 1:08:40
25km 1:25:18
30km1:43:14
マラソン 2:19:39
孫英傑の走りは今話題の「なんば走り」「常足」とも言われています。
写真は400mを68秒のペースに上げているときであり、さすがに腕は振らずにはいられなくなっています。
自分が初めて孫英傑の存在を知ったのは1999年のセビリアの世界選手権のマラソンに出場していた時でした。(この当時は孫迎傑と言う名前でした)このレースは日本の市橋有里選手が銀メダルを獲得したレースでもありましたが、腕を振らない選手が走っているということで不気味な存在に思えたことが記憶に残っています。
孫英傑が一気に世に知れ渡ったのは2002年の釜山アジア大会だと思います。彼女はこの大会で5000mと10000mの2冠をとりました。特に自分が印象に残っているのは5000mで日本の福士加代子選手が1000mを3分位のペースで引っ張ったあとに、まだ残り3000m以上はある距離で400mのペースを急に62秒にあげたことです。その後も彼女は68秒~70秒位のスプリットを刻み続け14分40秒でフィニッシュしました。あのレースはとても衝撃的でした。女子のレースとは思えない急激なペースアップ。これはアジアを飛び出して世界トップレベルの力だと感じました。その力は翌年の世界選手権10000mでの銅メダル獲得で実証されたと思います。
孫英傑
パーソナルデータ
生年月日 1979年1月19日
体重 50Kg 身長164cm
5000m 14:40.41
10000m 30:07.20
10km 32:09
15Km 48:37
20Km 1:07:55
ハーフ 1:08:40
25km 1:25:18
30km1:43:14
マラソン 2:19:39
孫英傑の走りは今話題の「なんば走り」「常足」とも言われています。
写真は400mを68秒のペースに上げているときであり、さすがに腕は振らずにはいられなくなっています。