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俺のランニング生活

大学で長距離走をやっていました。練習日誌や普段思っていること、自分の陸上競技論を書きます!

ブルーの日

2006-06-27 20:01:38 | 日誌(練習日誌)
いや~ 今日は暑かったですね!
真っ赤に燃える太陽の下での練習はきつかったです。

しかし太陽は真っ赤でも俺の気持ちはブルー・・・
最近いろいろな問題が身の周りにおきて、なおかつ今日の練習も満足にこなせなかったし・・・・

o( _ _ )o ショボーン

先週の火曜日は1000m×3で2分台でこなせて調子が戻ってきたかなと思っていましたが、土曜日のクロカンからまた調子がおかしくなってきました。

近頃、調子がよかった去年の身体に戻りたいとたびたび思ってしまいます。

しかしやはり過去のことにこだわっていても仕方ないものです。とりあえず今は我慢しかない。前に向かって進んでいけばきっと暗いトンネルの出口は見つかるはずです。












と 最近買ったアンジェラ・アキのHOMEを聞いて癒されながら反省しています。


今日の練習
300m×15(R100mJOG)
53"2(29)54"8(28")53"6(29)53"4(26)54"1(27)52"4(28)53"8(25)53"7(26)53"9(27)56"9(29)65"6(31)64"6(33)61"8(32)61"6(31)54"8



あっ!そうそう、今日の練習のクーリングダウンの時にいつも自分のBlogにコメントを書いてくれるS原とお互い貧血体質同士(多分?)熱く語り合いました。

彼は大学に入学してからずっと調子が悪く思うように走れない日々が続いているにのに、決して腐らず、自分の目標が必ず達成されると信じてひたすら努力しているのです。




S原の心意気には感動したよ!!
(T_T)



応援してるからな!!(^^)v

ビルドアップ走・ペース走の目的

2006-06-27 00:31:50 | 陸上競技論
みなさんはビルドアップ走などを行う時400mあたり何秒ペースから維持するのがきつくなるでしょうか?

ゆっくり走りはじめ少しずつペースを上げていくと血中乳酸濃度はゆるやかに上がっていきます。しかし、あるペースまで上げると急激に血中乳酸濃度が上がりはじめる時点が来ます。これを無酸素性作業閾値(むさんそせいさぎょういきち)またはATといいます。

この時のペースは具体的に言うと頑張れば一時間程度は維持できるスピード、つまりハーフマラソンを走るペースにほぼ等しくなります。また、ビルドアップ走などで維持することがきつく感じるようになる直前のスピードです。

例えば400mあたり80秒を切ってくるとスピードを維持するのがきつくなる人であれば、その人のATペースは1キロ3分20秒となります。
ここでおもしろいのが、ATペースがわかるとその人が3000m以上の種目でどの程度の記録で走れる可能性があるかある程度予測できることです。

下記はそれを一覧にしたものです。

無酸素性作業閾値と3000m、5000mの記録

ATペース 3000m 5000m
3:03 8:15 13:58
3:04 ---- 14:03
3:06 ---- 14:13
3:08 8:30 14:23
3:10 ---- 14:33
3:12 ---- 14:44
3:14 8:45 14:55
3:16 ---- 15:06
3:19 ---- 15:18
3:20 9:00 -----
3:21 ---- 15:29
3:24 ---- 15:42
3:26 9:15 15:54
3:29 ---- 16:07
3:32 9:30 16:20
3:34 ---- 16:34
3:37 9:45 16:48
3:38 ---- 17:03
3:40 ---- 17:17
3:43 10:00 17:33
3:45 ---- 17:49
3:48 10:15 -----
3:50 ---- 18:05

無酸素性作業閾値と10000m、ハーフの記録

ATペース 10000m 21097.5m
3:03 29:03 64:28
3:04 29:14 -----
3:06 29:34 65:08
3:08 29:55 65:54
3:10 30:16 66:42
3:12 30:38 67:31
3:14 31:00 68:21
3:16 31:23 69:12
3:19 31:46 70:05
3:20 ----- -----
3:21 32:11 71:00
3:24 32:35 71:56
3:26 33:01 72:53
3:29 33:28 73:53
3:32 33:55 74:54
3:34 34:23 75:57
3:37 34:52 77:02
3:38 35:22 78:09
3:40 35:52 79:18
3:43 36:24 80:30
3:45 36:57 81:43
3:48 ----- -----
3:50 37:31 83:00

これはその人のタイムを保障できるものではありませんが、おおよその見当をつけるときは目安にはなると思います。
また、その人の無酸素運動能力と有酸素運動能力のバランスによっても変わります。俗にいうスピードタイプか距離タイプかというやつです。現在の日本のランナー(特に大学生)は距離をこなす練習が多いせいか、3000m と5000mの記録に比べ10000mやハーフの記録が良い傾向にあります。


このATペースを速いペースへシフトさせることが、走力を上げることの一つの要因となります。
では、どのような練習をしたら効率よくATペースを改善出来るのでしょうか?

それはATペースかそれに近いペースの負荷を長時間身体にかけることです。
つまり、中位の速さで長時間走るビルドアップ走やペース走の目的はそこにあるのです。

*データ出所     
山海堂 ランニング学会編 今日からはじめる実践ランニング読本

ドクター・クーパーのテスト http://wwwhbb.free.fr/conseils/conseils/test3000m.html