女子の1500m~10000mまでの世界記録は2004年に5000mでE・アベイレゲッセ(トルコ)(14'24"68)に破れるまでは全て中国の馬軍団の選手が保持していました。
その中でも王軍霞の3000m(8'06"11)と10000m(29'31"78)の世界記録は女子としては異常なほど高いレベルの記録です。
王軍霞の自己記録
1500m 3'51"92(世界歴代4位)
3000m 8'06"11(世界記録)
5000m 14'51"87
10000m 29'31"78(世界記録)
マラソン 2:24'07"
しかも注目すべき所は単に記録だけではなく、3000mでは1000mごとのラップタイムが2'41"98 2'47"67(5'29"65) 2'36"46(8'06"11) 10000mでは前半の5000mが15'06"後半の5000mが14'25"ということで後半に驚異的なペースアップをしていることです。特に10000mの後半の5000mは当時の女子5000mの世界記録を上回っていました。
しかしこんなに凄い記録をもっている王軍霞でさえも5000mの公式の自己記録ではなぜか14'51"87(1996年に出された記録)にしかすぎません。
1500m、3000m、10000mの記録は93年9月の中国全国運動会で出された記録ですがこの当時の王軍霞の力からすれば5000mの記録も現在の世界記録(14'24"53 M・デファール(エチオピア))をもはるかに上回っていたと考えられます。
そこでもしこの当時の王軍霞がまともに5000mを走っていたらどの程度の記録が出ていたのかを3000mと10000mの記録から計算で予測してみました。
計算方法は次のようにしました
■3000mの記録から予測
①女子3000mと女子5000mの世界歴代50傑に入っている選手のそれぞれの自己記録を調べ、持久係数(5000mの記録を3000mの記録で割った値)を計算する
②10人分の持久係数の平均をだす(1.734396979)
③持久係数の平均を王軍霞の3000m(8'06"11)の記録にかける
■10000mの記録から予測
①女子10000mと女子5000mの世界歴代50傑に入っている選手のそれぞれの自己記録を調べ、持久係数(10000mの記録を5000mの記録で割った値)を計算する
②10人分の持久係数の平均をだす(2.082092966)
③持久係数の平均で王軍霞の10000m(29'31"78)の記録を割る
とすると計算結果は3000mの記録から予測した場合は14'03"1 10000mの記録から予測した場合は14'15"4という結果になりました。
但し10000mの記録は後半を異常なペースアップをしているので、イーブンペースで押していっていたらさらにいい記録が出ていたかもしれません。
また、持久係数はあくまで平均であり、もっと値が小さくなる選手も存在します。
そうなった場合、女子初の13分台も現実のものとなっていた可能性もあります。
その中でも王軍霞の3000m(8'06"11)と10000m(29'31"78)の世界記録は女子としては異常なほど高いレベルの記録です。
王軍霞の自己記録
1500m 3'51"92(世界歴代4位)
3000m 8'06"11(世界記録)
5000m 14'51"87
10000m 29'31"78(世界記録)
マラソン 2:24'07"
しかも注目すべき所は単に記録だけではなく、3000mでは1000mごとのラップタイムが2'41"98 2'47"67(5'29"65) 2'36"46(8'06"11) 10000mでは前半の5000mが15'06"後半の5000mが14'25"ということで後半に驚異的なペースアップをしていることです。特に10000mの後半の5000mは当時の女子5000mの世界記録を上回っていました。
しかしこんなに凄い記録をもっている王軍霞でさえも5000mの公式の自己記録ではなぜか14'51"87(1996年に出された記録)にしかすぎません。
1500m、3000m、10000mの記録は93年9月の中国全国運動会で出された記録ですがこの当時の王軍霞の力からすれば5000mの記録も現在の世界記録(14'24"53 M・デファール(エチオピア))をもはるかに上回っていたと考えられます。
そこでもしこの当時の王軍霞がまともに5000mを走っていたらどの程度の記録が出ていたのかを3000mと10000mの記録から計算で予測してみました。
計算方法は次のようにしました
■3000mの記録から予測
①女子3000mと女子5000mの世界歴代50傑に入っている選手のそれぞれの自己記録を調べ、持久係数(5000mの記録を3000mの記録で割った値)を計算する
②10人分の持久係数の平均をだす(1.734396979)
③持久係数の平均を王軍霞の3000m(8'06"11)の記録にかける
■10000mの記録から予測
①女子10000mと女子5000mの世界歴代50傑に入っている選手のそれぞれの自己記録を調べ、持久係数(10000mの記録を5000mの記録で割った値)を計算する
②10人分の持久係数の平均をだす(2.082092966)
③持久係数の平均で王軍霞の10000m(29'31"78)の記録を割る
とすると計算結果は3000mの記録から予測した場合は14'03"1 10000mの記録から予測した場合は14'15"4という結果になりました。
但し10000mの記録は後半を異常なペースアップをしているので、イーブンペースで押していっていたらさらにいい記録が出ていたかもしれません。
また、持久係数はあくまで平均であり、もっと値が小さくなる選手も存在します。
そうなった場合、女子初の13分台も現実のものとなっていた可能性もあります。
ちなみに余談ですが、I澤さんの妹の名前って…?
ってなんてよむんすか('_'?)