四行詩集日乗

夜鴉亭好RUBAIYATルバイヤート限定本浮世絵草双紙
艶本読本詩集無節操無分別無目的展開
備忘録粗忽書影日記帖也

『雁金紺屋作早染』

2015年12月12日 01時55分21秒 | Weblog
柳亭種彦が「上下着附の黒表紙かいどり下の赤本はキツとはしれど時代めくうちゝ山路洲崎の模様真向兎の大手がら糸巻小紋を操りかへし中頃浮世をしやれ」と序文に認めた『雁金紺屋作早染』。
仙鶴堂・鶴屋喜右衛門から文政九年丙戌に全六冊、歌川国貞画で上梓された稀覯本である。
某高級和本店では、二十万円の値がついた合巻じゃ。
めでたく、八十分の一の価格。
弐千五百円で購入したじゃ。
これも怪鳥さまのおかげじゃのう。

ドナウと雁金の二品で支払合計が弐千七百円じゃ。
昔ならば家が買えたのぅ。



コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 古今古書価格 | トップ | Fallout4買う »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

Weblog」カテゴリの最新記事