四行詩集日乗

夜鴉亭好RUBAIYATルバイヤート限定本浮世絵草双紙
艶本読本詩集無節操無分別無目的展開
備忘録粗忽書影日記帖也

総革本の話 『近代春宮集』

2009年06月08日 00時00分20秒 | Weblog
『総革本の話』では、59ページに『近代春宮集』について触れられています。
曰く「秘密出版であるが、鮮やかな緑染の羊革に背の署名金箔押と、平のハート型の空押し等、菊半裁判ながら、外函付きの本格的な造本といえるもの。総革装60部本。各冊番号入」。

内容は艶本の「女護島延喜入船」、「旅枕」を翻訳したものです。



『近代春宮集』 1956年(昭和31年)
 宋元社 総革装 菊半裁判 119ページ 秘密出版


この本も古書展で偶然見つけました。文庫本の山の中から、手にした一冊が『近代春宮集』でした。
コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 総革本の話 『私の犬』 | トップ | 総革本の話 『現代日本画大鑑』 »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

Weblog」カテゴリの最新記事