シルクロードと科学 ある物理学者の独りごと Silk Road and Science

天山山脈の北の麓の都アルマトイに、私が初めて訪れたのは平成7年(1995年)10月でした。

東京新聞 3.18東京シンポジウム関連報道

2009-03-28 08:27:24 | シルクロードの民族と核実験災害

 本日(3.28)の東京新聞朝刊で、中国の核実験災害が、報道されました。

 東京のみなさん、記事をご覧になって、情報を拡散してください。

http://www.tokyo-np.co.jp/article/tokuho/list/CK2009032802000064.html

【特報】

ウイグル核汚染 亡命医師が証言

2009328

 中国が新疆ウイグル自治区で40回以上行った核実験による放射線災害の実態が少しずつ明らかになりつつある。このほど来日した同自治区出身の外科医、アニワル・トフティ氏(45)が本紙の取材に応じ、核実験場近くの村では「生まれてくる多くの子どもが先天性の障害を持ち、貧困で治療も受けられない状態にある」と証言した。 (外報部・浅井正智)


カザフスタン保健省の科学者へ報告書が手渡されました

2009-03-26 21:16:49 | シルクロードの民族と核実験災害

 本日開催された広島国際シンポジウムの席上で、高田純からカザフスタン放射線医学環境研究所の所長アプサリコフ・カズベック博士およびチャイジュヌソバ・ナイラ博士らへ、先週出版された報告書「Chinese Nuclear Tests」が手渡されました。

 中国の核実験災害のカザフスタンへの影響調査を2000年に依頼され、8年後の本日、それに答えた科学報告書を、カザフスタン保健省へ贈ることが出来たのです。所長らは、この研究成果に大いに関心を示し、高田をカザフスタンヘ招聘したいと申しでました。


チャンネル桜が放送 09. 03.18 東京シンポジウム

2009-03-26 05:44:09 | シルクロードの民族と核実験災害

チャンネル桜が放送しました。http://www.ch-sakura.jp/

東京シンポジウム 「シルクロードにおける中国の核実験災害と日本の役割」

1/4 http://www.youtube.com/watch?v=ef21O_MyDe4

2/4 http://www.youtube.com/watch?v=8n5-De3nSnE&NR=1

3/4 http://www.youtube.com/watch?v=9hdv2pDOmMs&feature=related

4/4 http://www.youtube.com/watch?v=d8DUOJOPenE&feature=channel


第14回広島国際シンポジウムにて、中国の核実験災害が報告される

2009-03-26 04:59:50 | シルクロードの民族と核実験災害

 本日、第14回広島国際シンポジウム「世界の被ばく者の放射線被ばくとその影響」が開催されます。この国際シンポジウムの歴史のなかでは初めて、中国の核実験災害が報告されます。

【期日】平成21326日(木) 9:30 -

【会場】広島大学広仁会館大会議室

【主催】広島大学原爆放射線医科学研究所

【共催】広島大学平和科学研究センター

     広島大学文書館

     放射線被曝者医療国際協力推進協議会(HICARE

14:40 高田 純(札幌医科大学)

Chinese nuclear test disasters in East Turkestan”

(東トルキスタンにおける中国の核実験災害)

http://www.hiroshima-u.ac.jp/rbm/news_info/index.html?id=5178&fl=nif&sel=0

ポスターはこちら


アニワル医師が札幌医科大学物理学教室を訪問

2009-03-24 16:42:30 | シルクロードの民族と核実験災害

Img_2903_s_3  東京シンポジウムを終えたアニワル医師が、札幌医科大学物理学教室を訪問しました。中国の核実験災害に対する医科学研究について討議しました。

 

アニワル医師から、日本の皆さまへのメッセージです。

今日は私が祖国を追放されて10年目の記念日です。ロプノル周辺の現実を紹介するために、私は全ての資源を浪費しました。西側諸国は、私がたとえ何をしたとしても、昨年の8月まで、その問題に対して眼を瞑っていました。

 昨年、私が広島を訪問したことが、本日、高田純教授につながり、そして、それが、東トルキスタンにおける中国政府の非道な行動を暴露する長期の戦略的チームワークの最初に結びついたのでした。

白石さんとイリハムさんなしに、中国の核問題に関する私のセミナーはありえませんでしたし、日本のみなさんはウイグル問題について濃い霧のままだったでしょう。ですから、私は、このお二人に感謝いたします。

さらに現地に対して実行した中国の核実験で発生した現象を冷静に再現された高田教授とそれに関わった日本の友人に感謝申しあげたい。私達ウイグル人は、このことを永遠に忘れません。彼と日本人に感謝します!