福島第一NPP1-3号機が冷温停止状態になったニュースがありました。緊急作業員のみなさんの頑張りのお陰です。感謝。 今、敷地内空中の放射性核種は、セシウム134が1立方メートルあたり0.5ベクレル、その他は検出されていません。核放射線リスクは大幅に改善、安心レベルにあります。<o:p></o:p>
みなさんが気になるストロンチウムの量ですが、文科省が分析もせず、発表していません。けしからん事態です。 しかし、東電が発表したF1から500m地点のストロンチウム値は、浪江町のセシウムの値の100分の1ほどです。ストロンチウムの漏えいはセシウムに比べて福島では少ないのでした。<o:p></o:p>
ということは、福島では、圧力容器と格納容器が不完全ながらも存在しているので、粒子状や金属性の核種がかなり閉じ込められていると考えられます。これが、炉心が暴走破壊を起こしたチェルノブイリと大きく異なる理由でしょう。詳しくは炉物理の専門家に聞きたいところですが。
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