東京シンポジウムを終えたアニワル医師が、札幌医科大学物理学教室を訪問しました。中国の核実験災害に対する医科学研究について討議しました。
アニワル医師から、日本の皆さまへのメッセージです。
今日は私が祖国を追放されて10年目の記念日です。ロプノル周辺の現実を紹介するために、私は全ての資源を浪費しました。西側諸国は、私がたとえ何をしたとしても、昨年の8月まで、その問題に対して眼を瞑っていました。
昨年、私が広島を訪問したことが、本日、高田純教授につながり、そして、それが、東トルキスタンにおける中国政府の非道な行動を暴露する長期の戦略的チームワークの最初に結びついたのでした。
白石さんとイリハムさんなしに、中国の核問題に関する私のセミナーはありえませんでしたし、日本のみなさんはウイグル問題について濃い霧のままだったでしょう。ですから、私は、このお二人に感謝いたします。
さらに現地に対して実行した中国の核実験で発生した現象を冷静に再現された高田教授とそれに関わった日本の友人に感謝申しあげたい。私達ウイグル人は、このことを永遠に忘れません。彼と日本人に感謝します!