シルクロードと科学 ある物理学者の独りごと Silk Road and Science

天山山脈の北の麓の都アルマトイに、私が初めて訪れたのは平成7年(1995年)10月でした。

東京新聞081121感想3

2008-11-30 17:14:34 | 東京新聞081121の感想意見

 感想第3弾です。 ネット検索で、みなさんの声を集めています。今回は、図書の感想も含まれています。

*憧れの大地へさんから

http://www.a-daichi.com/zakkiblog/2008/11/20081124.html

「主にウイグル人が居住している場所で、安全面の対策も立てず、国家によって犯罪的実験を行った」(高田教授)

的確な評価かと思います。ウイグル人居住区で、わざわざ放射線被害が大きくなる地表爆発を、しかも北京に被害が及ばないように行った――少数民族軽視の姿勢すら見えてきます。

最後に、東京新聞特報部デスクが

チベット問題といい、核実験といい、『臭いものにはふた』の姿勢には大問題。人の犠牲の上に築いた大国の地位に価値はある?

と締めくくっていました。日本のマスコミがここまで書くとは異例のことではないでしょうか。

今まで知られていなかった中国の犯罪的行為を白日の下に引きずり出した画期的な研究、画期的な報道でした。高田教授と東京新聞(中日新聞)に敬意を表します。(カズさん)

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草莽の記 さんから

http://plaza.rakuten.co.jp/seimeisugita/diary/200811200000/

札幌医科大学の高田純氏の「中国の核実験─シルクロードで発生した地表核爆発災害」という著書を買った。放射線の研究者で、中国の核実験の被害を推定してみえる。恐るべきことに、地上の核実験を11回。地下を含めて40何回の核実験。主にウイグル人で、死亡した人が19万人いる。それ以降も長い核汚染による放射線による病気を総合すると何十万人。広島の原爆で直接死んだ人の数以上がウイグルでなくなっていると推定。中国からは、そういう情報がほとんどでない。しかし、カザフとかにいくと、そこで放射線の測定ができますから、それから推論してとのこと。核実験も風の関係で、北京方向(東京方向)には死の灰が流れない日を設定しているとあった。

原爆被害国は日本ばかりではない。チベットウイグルはその重大な被害国であり、治療すらされていない。

もはや民族生存の最終章に突入しているのである。

これこそ、人類最大の侵略ではないか。世界が救援の手を、今差し伸べなければ、大変な事になる。

おなじことが、いま、合法的に日本でおきそうなのである。国籍法で中国人が合法的に日本国籍を手に入れる。親の認知のみ、扶養義務なしで国籍をとりうる。中国は戦略的に移民奨励政策を採るであろう。(ハニートラップにかかる海外居住日本人が、拒絶できようか。国内にあって、大金を積まれ、認知をする男を根絶できようか)

大変な事態が、チベット、そして同時に日本に起きているのである。(杉田謙一さん)


日本発のネットコミュニケーションの力

2008-11-29 21:16:24 | プロジェクトJ(1)

中国共産党の隠蔽体質は、ソ連時代のロシア共産党と全く同じです。旧ソ連では、鉄のカーテンのなかで、様々な危険な核事故災害がありました。核実験や四川地震以外にも、中国では、とんでもない核災害が発生していることは十分想像されます。しかも中国の場合、日本のメデイアに対し自由な報道を押さえ込む露骨な工作があると聞きます。

http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%97%A5%E4%B8%AD%E8%A8%98%E8%80%85%E4%BA%A4%E6%8F%9B%E5%8D%94%E5%AE%9A

本日、私からワシントンDCのラビアさんへ、ウイグル語ページの公開を知らせ、世界のウイグルコミュニテイーへ、情報を広めるように進言しました。

日本発のネットコミが力になります。この力が、東京新聞、中日新聞に続く、第三、第四の新聞・TVを引っ張りだすと、信じています。

突破口は次第に大きくなり、最後には押さえつけているふたは吹き飛ばされることでしょう!


ウイグル語の中国核実験災害のページができました

2008-11-28 22:34:20 | 中国の核実験災害

 みなさん、あるウイグル青年のボランテイアで、ウイグル語の中国核実験災害の科学を報じるページを作ることが出来ました。私は大変うれしいです。ウイグル人と日本人との協同作業を、今後、進めていきます。できる範囲で結構です、日本語のできるウイグル人の協力を待っています。(JT)

http://www15.ocn.ne.jp/~jungata/NEDonSilkRoadJap1.html

 まず、日本語のページから、入ってください。

真silkroad?さんから

高田先生。おつかれさまです。

とりあえず、UAA掲示板に投稿などをしました。

http://www.uyghuramerican.org/forum/forumdisplay.php?f=7

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*おつるの秘密日記さんから

http://blog.zaq.ne.jp/otsuru/article/617/

先日、友人に中国の核実験とウイグルでの被害について話しました。

友人は、中国なら有り得ることだと言っていました。

これからも、周りの人たちに話していきたいと思います。

声さえあげられない人たちに代わって。

補償どころか満足な治療も受けられない人たちのために。

命を落とした人たちのために。(tontonさん)

tontonさん、ありがとう! 声のあげられない彼らに代わって、深刻な事態を知った私たち日本人が、周囲に伝えることはできますね。

昨日の私の本業の大学院セミナー・放射線防護学で、中国の核実験災害を取り上げました。札医大では、公式に研究成果が語られたのは、昨日が最初です。その席で、ブエノス・アイレスでの国際会議で報告した論文のコピーと、木曜に届いた東京新聞のコピー(ようやく本誌を本人も見ました笑い)を、配布したのです。

おつるさん、早速、ウイグルページを宣伝してくれましたね、ありりがとう。鶴姫城に集まる人たちに、色々と発言していただけたら、頼もしいです。関西のみなさん、宜しくお願いします。(JT)


東京新聞記事081121 感想2

2008-11-27 23:05:01 | 東京新聞081121の感想意見

感想第二弾です。みなさんの感想を関連するブログに書き込みください。

                               感想追加 08.11.29

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*東トルキスタンに平和と自由を・・・さんから

http://d.hatena.ne.jp/sabit/20081121

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高田先生

ありがとうございます。

今回の東京新聞、中日新聞での掲載は本当に良かったです。

これからもどうぞよろしくお願いします。

東京新聞も引き続き頑張って頂きたいと思います。(sabitさん)

*台湾は日本の生命線!さんから

http://mamoretaiwan.blog100.fc2.com/blog-entry-574.html

「核実験の過ちも認め、データを開示し、被災者の補償をすべきだ。それをしない限り、中国は決して国際社会から信頼される国家にはなれない」と語る高田教授。だがもちろん「信頼される国家」になることは今後もあり得ないだろう。

核兵器の増強を以って「中華振興」の国策に邁進するこの国が、実験の非を認めるわけがなく、その脅威はますます拡大する一方だからだ。(Aさん)

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*阿修羅さんから

今朝見ましたが、かなり衝撃的でした。中日新聞が親中といいますが、全然そんな事ないです。カザフスタンがかなり警戒しているのが良くわかりました。そして中国?の非道なやり口、そして日本と違い、戦略的視点でいかに国際社会で主導権を握っていくか?という視点。その為の明確な核保有。一般軍隊よりも優先的に。

http://asyura2.com/08/asia11/msg/622.html

(ブッダの弟子さん)

*台湾は日本の生命線!さんから

日本が『唯一』なんて使ったら駄目ですね。

アンカーでウイグルの話を聞いていたのですが、これほど酷いとは思いませんでした。

怒って当然ですよ。

それに恐らく、黄砂は放射能に汚染されている可能性が高いでしょう。

でも、それで次に被害を受けるのは中国に住む人達(ウイグルの次は他の少数民族の人達なんでしょう)なんですけどね。

中国共産党はナチス以下ですよ。比較の対象にすらならない程、残虐極まりない。(Bさん)

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*川越だより さんから

http://blog.goo.ne.jp/keisukelap/e/48ea4bcaf7bf3bbdfcfb2acd2052fa9e

日本のマスコミは中国政府の報復を怖れてタブーにしてきました。

 『東京新聞』は比較的マイナーな新聞ですがときどきおかしいことにおかしいという記事を掲載します。一部100円ですので電車に乗るときに買って読みます。私たちがいかに恐ろしい情報操作のもとに生きているか、思い知らされます。高田純さんの地道な研究がさらに多くの人に知られていくことを願います。