収容所列島にお住まいの13億のみなさん、おめでとうございます。劉暁波氏のノーベル平和賞決定、お喜び申し上げます。
勇気ある中国人と支持者の輪の拡大は、中国の真の改革解放となることでしょう。言論の規制を、共産党政府は改め、真の国の発展を願う国民の声を聞いてはいかがか。中国共産党の常識は、世界の非常識ですよ。
(J博士)
産経ニュースより
「中国国内では授賞発表直後から、「劉暁波」の3文字が含まれた携帯電話のショートメールが送信できなくなった。インターネットの掲示板でも平和賞関連の書き込みが削除された。利用者は「恭喜、恭喜」「盛大な祝賀会を開催すべきでは?」など、規制をかいくぐる曖(あい)昧(まい)な表現で受賞決定を祝福した。
劉氏の妻、劉霞さんは10日、遼寧省錦州の刑務所で服役中の劉氏と面会する予定だ。当局側は以前から面会時の会話内容も“規制”しており、劉氏本人に受賞を直接的な表現で伝えられる可能性は低い。
だが、当局がいくら隠そうとしても、伝わるものは伝わる。劉氏の知名度が決して高くない一般市民の間でも、口コミや海外にサーバーを置くサイトなどを通じて、徐々に祝福の輪が広がっている」
「中国共産党機関紙、人民日報傘下の中国紙、環球時報は9日、服役中の民主活動家、劉暁波氏のノーベル平和賞受賞決定を受け「平和賞はノーベルのブランドを借りて世界に西側イデオロギーの私見を強引に押し込んでいる」と批判する社説を掲載した。
社説はさらに、平和賞が20世紀には旧ソ連に反対する人物に多く授与され、こうした傾向が今も消えていないと指摘。中国で政治的対立による争いが続き、旧ソ連のように分裂することを望んでいるのではないかとの見方を伝えた。」(共同)
「オバマ米大統領は8日、「劉暁波氏のノーベル賞受賞を歓迎する」との声明を発表した。大統領は、劉氏について「(民主主義や人権など)万国共通の価値を平和的に推進する勇気あるスポークスマンだ」と称賛し、劉氏の一刻も早い釈放を中国政府に訴えた。
また、劉氏の受賞は、中国がこの30年で目覚ましい経済発展を遂げる一方で、「政治的な改革」が追いついていないことの表れとも指摘。中国政府に対し、「基本的な人権は尊重されなければならない」と注文をつけた。」