(写真)沼地を訪れた人が写した氷が張った沼地で遊ぶカワウソのこども達
(写真)母親が洪水の被害を受けた古い巣から別の巣へこども達を移動させたと思われます。
東ヨークシャーの洪水で、二匹のカワウソの子どもと母親の姿を自然保護区で見かけました。珍しい事です。
その姿は、先週、ヨークシャー・ウオーター・トップヒル・ロウの貯水管理地で見られました。そこも公的自然保護区です。
保護区の管理人は、カワウソ家族は最近の洪水で広場に逃げざるを得なかったと考えています。
数年かけて保護区でカワウソを飼育するのに成功したのは初めてでした。
「周辺には少なくとも1匹のカワウソがいたことは分っていたが、ここ数年で保護区飼育に成功したのは初めてです。」と管理人が言いました。
「写真には二匹の子どもを連れている雌が写っています。子どもはおよそ二か月と思われ、先週か先々週に北部の湿地に張った氷の上で遊んでいるものです。」
「カワウソは、昼間活動する動物だったのですが、歴史的に捕獲されるうちに生活形態が変わり、今は夜明けか夕暮れ時にしか見られません。昼間姿を見るのは珍しいことです。」
「母親と子ども達は大雨が降って洪水になった時に近くの巣を脱出しなければならなかったのだと思います。だから、普段見かけるよりも早い時間に子ども達がうろうろしています。」
「しかし、母親は少なくとも三つの巣を近くに持っているのが普通です。だから、どんな動きにもストレスがあることはなく、写真からだけでも、彼らはみんな健康で楽しんでいるように見えます。」
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写真のカワウソの子ども達とお母さんがかわいくて訳しました。夜行性のカワウソが昼間歩いているのは洪水で巣が水浸しになったからのようです。こんな被害者もいるのですね。
カワウソは、日本では高知県西部以外は絶滅の特別記念物です。毛皮が高価だったために乱獲されたそうです。こんなにかわいい動物が・・・・・