中国中央部の小学校で22人の子供と大人1人がナイフを持った男に襲われました。子供の中の少なくとも2人は重傷です。
事件は、河南省のChenpeng村の学校の校門で起こりました。
警察はその場で36才の男を逮捕しました。
およそ20人の子供が殺された同じような一連のナイフ事件の後、ここ数年中国の学校の警備が厳しくなっています。
上海にいる記者は、事件を起こす人間の多くは精神的に不安定なので、中国の最近の急速な社会変化や、増え続ける精神の病に対処する病院の時代遅れの制度についての議論が急がれていると言います。
AP通信は、今度の事件は生徒が教室に入ろうとしている時に起こったと語った警察の言葉を引用しました。
また、男は、警備員に取り押さえられる前に、最初に老婦人を襲い、それから子供達を襲ったと語った地方病院の管理者の言葉を引用しました。
怪我をした二人の生徒は他地域の設備の良い病院に移送されたと彼はつけ加えました。
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中国の学校でのナイフ事件はよくニュースで伝えられています。最近も起こったようです。記事にもあるように、警備を強化するだけでなく、国内の社会問題や病院制度などの改革が優先されるべきでしょう。中国の子供を持つ親は心配の事でしょう。他人事ではない事件です。