(写真)ギリシャの経済的・社会的混乱が腐敗指数を高めている
ギリシャは、全ての27のEU諸国の中で公共部門が最も腐敗していると新グローバル調査が発表しています。
世界的には、デンマークとフィンランドとニュージーランドが最も腐敗が少少なく、アフガニスタンと北朝鮮とソマリアが最も腐敗していると認識されました。
トランスペアランシィ・インターナショナル(TI)2012腐敗認識指数が176ヶ国を調査しました。
非常に腐敗が多いゼロを含めて3分の2の国が50以下、指数が100の国が非常に透明でした。
英国は、指数74で17番目にランクされました。
ギリシャの世界的ランキングは、経済の混乱や脱税の多さを反映して、2011年の80位から2012年は94位に落ちました。
イタリアは、EUに新たに加わったルーマニアの66位より低い72位でした。
「政府は、反汚職活動により公共の意思決定へと進展させなければならない、」とTIの委員長が言いました。TIは、全国的な腐敗を暴露して撲滅に取り組むことを推進する組織です。
「ロビー活動や政治資金の規定を改善して、公共支出や契約を透明化し、公共団体が国民に対して責任を取るようにすることが優先事項です。」
TIは、貧困や紛争と腐敗のレベルには強い相関関係があると確信しています。
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TIが言わずとも腐敗の多い国は分っています。下の地図によると日本は英・米と同じ色をしているので合格圏でしょうか。(笑)
↓TIの指数地