(写真)多くの女性がアフガニスタンの警察官として訓練中です
アフガニスタンの警官の制服を着た女性がアフガンの国際治安部隊の米国人民間従業員を殺したとナトーが伝えています。
女性が起こした初めての内部の人間による攻撃と考えられています。
別の事件では、アフガニスタン北部で、別の警官が少なくとも6人の地方警官を殺しました。
アフガン治安部隊員が、外国人隊員であれ仲間の隊員であれ射殺する事件が増えています。
月曜日のカブールの事件に関してアフガン警察によると、内務省の女性警官が重装備された本部に警察署長を探しに来ました。
米国人アドバイザーは食糧供給所に行く途中で彼女にピストルで撃たれたと考えられました。
銃撃者は拘留されています。当局は彼女がタリバンと関係があると疑っています。
最初の報道は、犠牲者を軍のアドバイザーと伝えていましたが、ナトーのISAFは、その後、彼をISAFの民間従業員と伝えました。
その事件の調査が行われていると声明が伝えました。
アフガニスタンで50人以上のナトー軍の隊員が、今年、男性のアフガン兵士や警官に殺されました。
月曜日の他の事件では、地方警官がジョージャン地方の遠隔地コーシュ・テパで少なくとも6人を殺しました。
村出身者がアフガンの地方警官の訓練を受けています。しばしば、前武装兵士が含まれています。
コーシュ・テパの不正な警官は、しばしばタリバンの侵入者だとタリバンの報道官がBBCに語りました。
米国は、9月に、そのような内部の事件を理由に地方警官の訓練を中止しました。
新規雇用者がタリバンと関係を持っているかどうかを調べていると言いました。
アフガニスタン人の治安軍を訓練することは、2014年に外国部隊が撤退する前のナトー軍の戦略の本質的な部分です。
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来年は2013年、およそ1年後迄にナトー軍はアフガン治安軍を鍛え上げておかなければなりません。それなのに、タリバン関係者が紛れ込んで訓練を受けているようなことが続くと、外国部隊は撤退出来難くなるでしょう。戦争は一度始めるとなかなか止められない!
かつて日本が体験したことです。アフガニスタンの未来が心配です。