ろろろ川のおと

ながらへば またこのごろや しのばれむ

縄跳び千回

2021年05月05日 20時12分36秒 | 日記

 ネットの「くずし字解読講座」を開いて、先日やったところを復習した。残念ながら、前回読めなかった箇所は今回も分からなかった。つまり全く進歩していない。何回繰り返せばいいのか。倦まず、弛まず、諦めず。

 徒然草の三十段に「去る者は日々に疎し」がくどくど語られている。吉田兼好は遁世者だったと認識しているので、死後に忘れ去られてしまうことを「悲し」とすることに違和感を覚える。当時は「極楽往生」幻想が支配的だったから、と学者先生は仰る。であれば、なおさら悲しむことはないと、浅学の徒は思うのだ。当の兼好はこれから後も忘れられることはないだろうから面白い。

 運動不足である。生憎の雨である。縄を千回跳んでへたばった。


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